日: 2026年10月2日

  • さっと読める株ニュース【夜版】2026年10月2日

    ① 市場ダッシュボード

    10月2日の東京株式市場は、前日までの急伸を受けた利益確定売りが優勢となり、日経平均は68,309.46円、前日比-647.26円(-0.94%)と3営業日ぶりに反落しました。TOPIXも4,091.00、-40.98ポイント(-0.99%)でした。

    指標 最新確認値 状況
    日経平均 68,309.46円 -647.26円(-0.94%)
    TOPIX 4,091.00 -40.98(-0.99%)
    ドル円 157.83円 15:41時点、前営業日NY終値比-0.26円
    VIX 16.39 10月1日米国市場終値、+0.31%

    日経平均は前日までの2営業日で3,000円を超えて上昇していたことから、週末と米雇用統計を前に持ち高調整が優勢となりました。一時は68,132.16円まで下落しました。

    市場全体でも売りが優勢です。

    市場 値上がり 値下がり 状況
    プライム 212 1,305 値下がりが8割超
    スタンダード 376 1,006 値下がり優勢
    グロース 165 397 値下がり優勢

    市場ムード:指数だけでなく市場全体が反落。ただし非鉄金属・資源株と一部AI関連には資金が残りました。

    ② 今日の重要ニュース

    前日までの急騰から利益確定売り

    日経平均は68,309.46円、-647.26円で終了しました。

    前日までの2営業日で大きく上昇していたため、週末と今晩の米9月雇用統計を前に利益確定売りが優勢となりました。

    日経平均構成225銘柄では値上がり51銘柄、値下がり173銘柄、変わらず1銘柄。プライム市場でも値下がりが1,305銘柄に達しています。

    関連銘柄:
    ソフトバンクグループ(9984)
    東京エレクトロン(8035)
    ファーストリテイリング(9983)

    ソフトバンクグループ(9984)は6,310円、-5.83%、東京エレクトロン(8035)は12,100円、-3.82%となり、指数を大きく押し下げました。

    AI・半導体は全面安にならず、選別色

    今日の特徴は、半導体・AI関連が一斉に売られたわけではないことです。

    アドバンテスト(6857)は38,630円、+2.71%、キオクシアホールディングス(285A)は19,300円、+1.05%、レーザーテック(6920)は46,130円、+0.92%と上昇しました。

    一方、東京エレクトロン(8035)は-3.82%、KOKUSAI ELECTRIC(6525)は-0.69%。

    関連銘柄:
    アドバンテスト(6857)
    キオクシアホールディングス(285A)
    レーザーテック(6920)
    東京エレクトロン(8035)

    AI・半導体のテーマ自体が崩れたというより、前日の急騰後に銘柄ごとの選別が強まった一日でした。

    非鉄金属・電線株へ資金流入

    東証33業種で上昇したのはわずか4業種。その中で非鉄金属が上昇率トップとなりました。

    AIデータセンター向け需要への期待から、

    古河電気工業(5801)
    フジクラ(5803)
    住友電気工業(5802)

    など電線株が上昇。

    古河電気工業(5801)は4,429円、+7.68%、フジクラ(5803)は5,598円、+4.28%、住友電気工業(5802)は2,452円、+3.50%でした。

    原油高と中東情勢への警戒

    米国による中東への部隊・空母増派報道などを背景に原油価格が高止まりし、日本株では企業収益への影響が警戒されました。

    一方、資源価格上昇の恩恵を受けやすい鉱業、石油・石炭製品は上昇しました。

    関連銘柄:
    INPEX(1605)
    ENEOSホールディングス(5020)
    出光興産(5019)

    ③ 注目銘柄

    アドバンテスト(6857)

    チャート: 38,630円、+2.71%。地合い悪化の中でも上昇。

    需給: 売買代金は約6,541億円で全市場2位。

    材料: AI・半導体需要への期待が継続。

    リスク: 前日の半導体株急騰後であり、今晩の米雇用統計と米半導体株次第で値動きが拡大する可能性。

    フジクラ(5803)

    チャート: 5,598円、+4.28%。

    需給: 売買代金は約3,055億円。

    材料: AIデータセンター向け光・電線需要への期待。

    リスク: 短期間での上昇による利益確定売り。

    東証33業種で非鉄金属が上昇率トップとなるなか、電線株への資金流入が続きました。

    古河電気工業(5801)

    チャート: 4,429円、+7.68%。

    需給: 売買代金は約1,808億円。

    材料: AIデータセンター・光通信関連への資金流入。

    リスク: 急騰後の高いボラティリティ。

    キオクシアホールディングス(285A)

    チャート: 19,300円、+1.05%。

    需給: 売買代金は約7,809億円で全市場1位。

    材料: AI向けメモリー需要への期待。

    リスク: 売買代金が極端に大きく、短期資金による値動きの拡大。

    ソフトバンクグループ(9984)

    チャート: 6,310円、-5.83%。

    需給: 売買代金は約3,811億円で全市場3位。

    材料: AI投資テーマ。

    リスク: 前日の急騰から一転して大幅反落。日経平均への影響も大きい銘柄です。

    ④ テーマ代表銘柄

    テーマ 資金流入・流出 理由 代表銘柄
    AI・半導体 選別流入 アドバンテスト・キオクシアは上昇、東京エレクトロンは下落 アドバンテスト(6857)、キオクシアホールディングス(285A)
    AIインフラ・電線 強い流入 データセンター向け需要期待 フジクラ(5803)、古河電気工業(5801)
    非鉄金属 強い流入 電線・AIインフラ関連が上昇 三井金属(5706)、住友電気工業(5802)
    資源・エネルギー 流入 原油高・中東情勢 INPEX(1605)、ENEOSホールディングス(5020)
    金融 流出 金利上昇局面でも利益確定売り 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、三井住友フィナンシャルグループ(8316)
    不動産 流出 金利上昇警戒 三井不動産(8801)、三菱地所(8802)

    今日の資金循環では、前日までのAI・半導体一極集中から、非鉄金属・電線・資源関連へ資金の一部が移動しました。

    ⑤ マーケット異変速報

    東証33業種騰落率

    10月2日は4業種上昇、29業種下落でした。

    大引け時点の33業種について、上昇・下落方向は確認できましたが、記事作成時点で大引けの全33業種の個別騰落率数値を同一の信頼できる情報源から取得できなかったため、数値を推測して埋めていません。

    業種 騰落率 状況
    水産・農林業 確認不能 下落
    鉱業 確認不能 上昇
    建設業 確認不能 下落
    食料品 確認不能 下落
    繊維製品 確認不能 下落
    パルプ・紙 確認不能 下落
    化学 確認不能 下落
    医薬品 確認不能 下落
    石油・石炭製品 確認不能 上昇
    ゴム製品 確認不能 下落
    ガラス・土石製品 確認不能 下落
    鉄鋼 確認不能 下落
    非鉄金属 確認不能 上昇・33業種首位
    金属製品 確認不能 下落
    機械 確認不能 下落
    電気機器 確認不能 下落
    輸送用機器 確認不能 下落
    精密機器 確認不能 下落
    その他製品 確認不能 下落
    電気・ガス業 確認不能 下落
    陸運業 確認不能 下落
    海運業 確認不能 上昇
    空運業 確認不能 下落
    倉庫・運輸関連業 確認不能 下落
    情報・通信業 確認不能 下落
    卸売業 確認不能 下落
    小売業 確認不能 下落
    銀行業 確認不能 下落
    証券・商品先物取引業 確認不能 下落・33業種最下位
    保険業 確認不能 下落
    その他金融業 確認不能 下落
    不動産業 確認不能 下落
    サービス業 確認不能 下落

    値上がり/値下がり

    区分 銘柄 終値 騰落率
    上昇 プラップジャパン(2449) 1,348円 +28.6%
    上昇 辻・本郷ITコンサルティング(476A) 2,560円 +24.3%
    上昇 クスリのアオキホールディングス(3549) 4,411円 +18.9%
    上昇 いつも(7694) 640円 +17.2%
    下落 ウェッジホールディングス(2388) 13円 -23.5%
    下落 unbanked(8746) 114円 -16.2%
    下落 イメージ情報開発(3803) 611円 -15.6%
    下落 河西工業(7256) 468円 -13.7%
    下落 サン電子(6736) 9,070円 -10.7%

    ストップ高/ストップ安

    大引け時点ではストップ高9銘柄、ストップ安0銘柄でした。

    区分 銘柄 確認内容
    ストップ高 プラップジャパン(2449) 1,348円、+28.6%
    ストップ高 クスリのアオキホールディングス(3549) 4,411円、+18.9%
    ストップ高 辻・本郷ITコンサルティング(476A) 2,560円、+24.3%
    ストップ高 グラファイトデザイン(7847) ストップ高
    ストップ高 エルテス(3967) ストップ高
    ストップ安 該当なし 0銘柄

    出来高・売買エネルギー急増

    出来高そのものの当日比較を同一条件で確認できない銘柄については推測せず、確認できた売買代金・約定回数の急増を参考情報として掲載します。

    銘柄 確認できた異変 当日株価
    イメージ情報開発(3803) 売買代金が前日比37.9倍 611円(-15.6%)
    イメージ情報開発(3803) 約定回数が前日比1,353倍 611円(-15.6%)
    いつも(7694) 約定回数が前日比14.2倍 640円(+17.2%)

    売買代金上位

    順位 銘柄 終値 騰落率 売買代金
    1 キオクシアホールディングス(285A) 19,300円 +1.05% 約7,809億円
    2 アドバンテスト(6857) 38,630円 +2.71% 約6,541億円
    3 ソフトバンクグループ(9984) 6,310円 -5.83% 約3,811億円
    4 太陽誘電(6976) 10,095円 -0.05% 約3,467億円
    5 レーザーテック(6920) 46,130円 +0.92% 約3,187億円
    6 フジクラ(5803) 5,598円 +4.28% 約3,055億円
    7 東京エレクトロン(8035) 12,100円 -3.82% 約2,319億円
    8 古河電気工業(5801) 4,429円 +7.68% 約1,808億円

    異変監視銘柄

    固定基準は「IRなしで株価±10%以上、または出来高10%以上増」です。

    明確なIR・決算・上場廃止などの材料が確認できる銘柄は異変監視から除外します。

    銘柄 異変 監視理由
    unbanked(8746) -16.2% 10%基準を超える下落、記事作成時点で明確な当日IR材料を確認できず
    イメージ情報開発(3803) -15.6% 10%基準を超える下落、売買代金・約定回数も急増
    河西工業(7256) -13.7% 10%基準を超える下落
    サン電子(6736) -10.7% 10%基準を超える下落

    ウェッジホールディングス(2388)は東証による上場廃止決定・整理銘柄指定という明確な材料が確認できるため、固定基準の異変監視銘柄から除外しています。

    ⑥ 米国株ニュース

    10月1日の米国株は主要3指数がそろって小幅上昇しました。

    指標 終値 前日比
    NYダウ 50,926.56 +20.51(+0.04%)
    S&P500 7,666.45 +14.91(+0.19%)
    NASDAQ 26,871.60 +10.53(+0.04%)

    米長期金利が一時大きく上昇したものの、その後低下。FRB高官の慎重な発言もあり、追加利上げへの警戒がやや後退しました。

    半導体関連では米マイクロンの好決算を受けた買いが続き、米半導体株は相対的に強い動きでした。

    今晩は米9月雇用統計が最大の焦点です。

    雇用者数だけでなく平均時給が強ければ、追加利上げ観測が再び強まり、米長期金利上昇を通じて日本のAI・半導体株にも影響する可能性があります。

    翌営業日の日本株では、米雇用統計→米金利→NASDAQ・半導体株の反応が最重要です。

    ⑦ 明日の注目銘柄(監視リスト)

    次回の東京市場は週明け10月5日(月)です。

    銘柄 今日・引け後の材料 次営業日の監視点
    アドバンテスト(6857) 38,630円、+2.71%。地合い悪化でも上昇 米雇用統計後も半導体資金が続くか
    フジクラ(5803) 5,598円、+4.28% AIインフラ・電線への資金継続
    古河電気工業(5801) 4,429円、+7.68% 急騰後の需給
    キオクシアホールディングス(285A) 売買代金全市場1位 メモリー関連への資金継続
    IDEC(6652) 引け後に通期経常利益予想を33%上方修正 業績修正とPTS上昇への反応
    ディップ(2379) 夜間PTSで大幅下落 週明け寄付きの売り圧力
    unbanked(8746) -16.2% 異変監視基準該当、下落継続の有無

    ⑧ 明日の注目ポイント(寄付き戦略)

    次営業日10月5日の焦点は、68,000円台を維持しながら再び69,000円を試せるかです。

    寄付き戦略

    今日の日経平均は647円下落しましたが、安値は68,132.16円で68,000円を維持しました。

    さらに17時の日経225先物12月限は、日中清算値比+340円の68,990円で夜間取引を開始しています。

    ただし、今晩の米雇用統計を挟むため、先物の初動だけで週明けの方向を判断することはできません。

    週明けは、

    ① 米雇用統計後の米金利
    ② NASDAQ・米半導体株
    ③ 日経平均68,000円維持
    ④ 今日強かった非鉄・電線株への資金継続

    を確認します。

    重要ポイント

    今日のプライム市場は212上昇/1,305下落。

    前日の「指数だけが強い」状態から、今日は市場全体が大きく調整しました。

    一方でアドバンテスト(6857)、キオクシアホールディングス(285A)、フジクラ(5803)、古河電気工業(5801)は逆行高。

    週明けは、こうした強い銘柄に資金が残るかが重要です。

    引け後IR

    10月2日の引け後に確認できた重要IRです。

    銘柄 引け後IR 次営業日の確認点
    IDEC(6652) 27年3月期連結経常利益予想を67.5億円→89.5億円へ約33%上方修正 上方修正への評価
    ハイデイ日高(7611) 上期経常利益が前年同期比11.4%増の40.9億円、今期配当を4円増額修正 増益・増配への評価
    ミタチ産業(3321) 6~8月期経常利益が前年同期比6.9%増の7.7億円 決算への評価
    ヤマト インターナショナル(8127) 前期経常損益予想を黒字から赤字へ下方修正 下方修正への反応

    夜間PTS

    10月2日のPTSナイトタイムは17時30分時点で267銘柄の売買が成立し、上昇170銘柄、下落71銘柄と買いが優勢でした。

    日経平均構成銘柄でも55上昇/9下落と買い優勢です。

    区分 銘柄 PTS株価 東証終値比
    上昇 プラップジャパン(2449) 1,648円 +22.3%
    上昇 ハニーズホールディングス(2792) 1,658円 +20.1%
    上昇 マツモト(7901) 1,270円 +13.6%
    上昇 エルテス(3967) 873.3円 +13.0%
    上昇 グラファイトデザイン(7847) 870円 +12.0%
    上昇 IDEC(6652) 4,190円 +9.7%
    下落 ディップ(2379) 1,588円 -11.0%
    下落 インフロニア・ホールディングス(5076) 2,411円 -10.6%
    下落 エクスモーション(4394) 740円 -7.5%
    下落 ミタチ産業(3321) 1,790.1円 -4.3%

    日経平均構成銘柄では、AI・半導体関連に買い戻しが確認されています。

    銘柄 PTS株価 東証終値比
    イビデン(4062) 12,300円 +1.7%
    KOKUSAI ELECTRIC(6525) 10,200円 +1.5%
    アドバンテスト(6857) 39,119円 +1.3%
    東京エレクトロン(8035) 12,244円 +1.2%
    キオクシアホールディングス(285A) 19,520円 +1.1%
    レーザーテック(6920) 46,570円 +1.0%

    リスク

    最大のリスクは今晩の米雇用統計です。

    強い雇用・賃金データが出れば、追加利上げ観測が再燃し、米長期金利が再び上昇する可能性があります。

    その場合、高PERのAI・半導体株には逆風となりやすくなります。

    また、中東情勢と原油価格も引き続きリスク要因です。

    週明けは68,000円維持、米雇用統計後の米金利、AI・半導体のPTS買いが本市場へつながるか、非鉄・電線への資金が継続するかを確認します。

    ⑨ 編集部コメント

    今日は日経平均が-647円となり、前日までの急騰から一服しました。

    ただし、単純な「AI・半導体相場の終了」と見るには早い一日です。

    プライム市場では値下がりが1,305銘柄に達した一方、アドバンテスト(6857)、キオクシアホールディングス(285A)、レーザーテック(6920)は上昇。さらにフジクラ(5803)、古河電気工業(5801)、住友電気工業(5802)などAIインフラ・電線株には強い資金が入りました。

    夜間PTSでも日経平均構成銘柄は55上昇/9下落となり、アドバンテスト(6857)、東京エレクトロン(8035)、キオクシアホールディングス(285A)など半導体関連に買い戻しが入っています。

    一方、今晩は米雇用統計です。

    週明けは日経平均の数字だけでなく、米金利、半導体株、68,000円の維持、そして非鉄・電線へ広がった資金が残るかを確認することが重要です。

    売買推奨ではなく、市場の資金循環とリスクの変化を確認していきます。

  • さっと読める株ニュース【朝版】2026年10月2日

    ① 市場ダッシュボード

    10月1日の東京株式市場は、AI・半導体株への買いが集中し、日経平均が68,956.72円、前日比+2,203.00円(+3.30%)と大幅続伸しました。一方、TOPIXは4,131.98、+23.33ポイント(+0.57%)にとどまり、指数間の温度差が大きい一日でした。

    指標 最新確認値 状況
    日経平均 68,956.72円 +2,203.00円(+3.30%)
    TOPIX 4,131.98 +23.33(+0.57%)
    ドル円 157円台 10月1日NY市場では一時157.24円まで円高
    VIX 16台 20を下回る水準

    10月1日のNY市場ではドル円が158円台から下落し、一時157.24円まで円高・ドル安が進みました。東京市場で進んだ円安が一服しており、輸出関連株への影響を確認したい局面です。

    市場 値上がり 値下がり 状況
    プライム 750 747 ほぼ拮抗
    スタンダード 559 793 値下がり優勢
    グロース 229 306 値下がり優勢

    日経平均が3.30%上昇した一方、プライム市場の騰落はほぼ拮抗し、スタンダードとグロースでは値下がり銘柄が上回りました。

    市場ムード:日経平均は強いものの、市場全体では二極化。半導体への資金集中が鮮明です。

    ② 前日のマーケット異変速報

    10月1日の最大の異変は、日経平均が2,203円上昇したにもかかわらず、市場全体では値下がり銘柄が多かったことです。

    市場異変 10月1日の状況 注目点
    日経平均 +2,203.00円(+3.30%) 69,000円目前まで上昇
    TOPIX +0.57% 日経平均との上昇率差が拡大
    プライム 750上昇/747下落 ほぼ拮抗
    スタンダード 559上昇/793下落 値下がり優勢
    グロース 229上昇/306下落 値下がり優勢
    日経平均225銘柄 108上昇/115下落 指数上昇でも下落銘柄が上回る

    日経平均への寄与では、アドバンテスト(6857)だけで約722.75円押し上げました。

    さらに東京エレクトロン(8035)、ソフトバンクグループ(9984)、ファーストリテイリング(9983)、イビデン(4062)を加えた上位5銘柄で、日経平均の上昇幅2,203円の約7割を占めました。

    異変監視銘柄

    固定基準は「IRなしで株価±10%以上、または出来高10%以上増」です。明確なIR・決算材料が確認できる銘柄は切り分けます。

    銘柄 異変 監視理由
    unbanked(8746) 出来高が直近5日平均比で大幅増 売買エネルギー急増
    ウェッジホールディングス(2388) -37.04% 10%基準を大幅超過

    材料の有無を確実に切り分けられない銘柄については、推測で異変監視銘柄に追加していません。

    ③ 前日の重要ニュース

    米マイクロン好決算で日本のAI・半導体株が急騰

    10月1日の日本市場最大の材料は、米メモリー半導体大手マイクロン・テクノロジーの好決算でした。

    AI向け需要への期待から日本の半導体関連株へ資金が集中し、日経平均は一時68,995.30円まで上昇。69,000円まであと約5円に迫りました。

    関連銘柄:
    アドバンテスト(6857)
    東京エレクトロン(8035)
    レーザーテック(6920)
    キオクシアホールディングス(285A)
    イビデン(4062)

    特にアドバンテスト(6857)は37,610円、前日比約+9.8%となり、日経平均を約722.75円押し上げました。

    米国株は米金利上昇一服で切り返す

    10月1日の米国株式市場は、一時の下落から切り返して上昇しました。

    世界的な債券売りに歯止めがかかり、米国債利回りの上昇が一服したことが株式市場を支えました。

    前日の日本市場ではAI・半導体株が急騰しているため、今日の東京市場では米国株の上昇を受けて半導体株がさらに買われるのか、それとも短期的な利益確定売りが優勢になるのかが焦点です。

    日経平均とTOPIXの温度差が拡大

    日経平均は+3.30%でしたが、TOPIXは+0.57%。

    さらにプライム市場の値上がり750銘柄に対して値下がり747銘柄と、日経平均の大幅高ほど市場全体は強くありませんでした。

    関連銘柄:
    アドバンテスト(6857)
    東京エレクトロン(8035)
    ソフトバンクグループ(9984)
    イビデン(4062)

    今日も日経平均だけでなく、TOPIXと騰落銘柄数を合わせて確認する必要があります。

    ④ 注目テーマ(資金循環)

    テーマ 資金流入・流出 理由 代表銘柄
    AI・半導体 強い流入 米マイクロン好決算、AI需要期待 アドバンテスト(6857)、東京エレクトロン(8035)
    半導体検査装置 強い流入 半導体設備投資期待 レーザーテック(6920)
    メモリー 流入 マイクロン好決算が追い風 キオクシアホールディングス(285A)
    AIインフラ 流入 データセンター需要期待 フジクラ(5803)、古河電気工業(5801)
    銀行 流出 半導体への資金集中 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)
    保険 流出 バリュー株から資金移動 東京海上ホールディングス(8766)

    昨日はAI・半導体への資金集中が鮮明でした。

    一方、銀行や保険などからは資金が流出しており、今日も半導体一極集中が続くのか、他セクターへ資金が戻るのかが重要です。

    ⑤ 注目銘柄

    アドバンテスト(6857)

    10月1日は37,610円、前日比約+9.8%。

    日経平均を約722.75円押し上げ、昨日の日本株上昇の中心となりました。

    監視ポイント:急騰後もAI・半導体への資金が継続するか

    東京エレクトロン(8035)

    10月1日は12,585円、前日比約+6.5%。

    日経平均を約386.83円押し上げました。

    一方、17時30分時点の夜間PTSでは12,265円、東証終値比-2.5%となっています。

    監視ポイント:PTS下落から寄り付きで売りが強まるか

    レーザーテック(6920)

    10月1日は45,710円、+11%超と大幅上昇。

    半導体関連への資金集中を象徴する値動きとなりました。

    監視ポイント:10%超上昇後の利益確定売りと資金継続

    キオクシアホールディングス(285A)

    米マイクロンの好決算を受け、メモリー関連への資金流入が意識されました。

    監視ポイント:メモリー関連への資金が2日連続で継続するか

    フジクラ(5803)

    AIデータセンター・電線関連として注目される一方、17時30分時点の夜間PTSでは5,258円、東証終値比-2.0%でした。

    監視ポイント:半導体からAIインフラへ資金が広がるか、PTSの売りを引き継ぐか

    ⑥ 夜間PTS異変

    10月1日のPTSナイトタイムセッションは17時30分時点で285銘柄の売買が成立し、上昇83銘柄、下落183銘柄と売りが優勢でした。

    日経平均構成銘柄では68銘柄の売買が成立し、値上がり15銘柄、値下がり52銘柄。前日の現物市場の急騰とは逆に、夜間は利益確定売りが目立っています。

    区分 銘柄 PTS株価 東証終値比
    上昇 ASNOVA(640A) 520円 +18.2%
    上昇 エルテス(3967) 773円 +14.9%
    上昇 グラファイトデザイン(7847) 777円 +14.8%
    上昇 ACCESS(4813) 489.1円 +11.4%
    上昇 HUMAN MADE(456A) 2,199円 +6.7%
    下落 インヴィンシブル投資法人(8963) 50,000円 -15.4%
    下落 イーサポートリンク(2493) 838.1円 -14.3%
    下落 イメージ情報開発(3803) 624円 -13.8%
    下落 鹿島(1812) 4,324円 -12.4%
    下落 SCREENホールディングス(7735) 15,006円 -3.7%

    日経平均構成銘柄では、前日に急騰した半導体・AIインフラ関連で売りが目立ちました。

    銘柄 PTS株価 東証終値比
    SCREENホールディングス(7735) 15,006円 -3.7%
    東京エレクトロン(8035) 12,265円 -2.5%
    KOKUSAI ELECTRIC(6525) 9,878円 -2.4%
    レゾナック・ホールディングス(4004) 15,542円 -2.2%
    イビデン(4062) 11,730円 -2.2%
    太陽誘電(6976) 9,881.3円 -2.2%
    ディスコ(6146) 59,201円 -2.0%
    フジクラ(5803) 5,258円 -2.0%
    古河電気工業(5801) 4,030円 -2.0%

    夜間PTSでは、前日に大きく買われた半導体・AIインフラ関連の利益確定売りが確認されています。

    売買代金・出来高については、記事作成時点で10月1日夜間セッションの確定ランキングを確認できなかったため、推測値は掲載しません。

    ⑦ 今日の注目ポイント

    寄付き戦略:69,000円より「中身」を確認

    10月1日の日経平均高値は68,995.30円。

    心理的節目の69,000円まで約5円に迫りました。

    ただし、夜間PTSでは半導体関連を中心に売りが優勢です。

    寄り付きでは69,000円突破だけを見るのではなく、突破後にその水準を維持できるかを確認します。

    重要ポイント① 半導体の利益確定売り

    昨日はアドバンテスト(6857)、東京エレクトロン(8035)、レーザーテック(6920)などが大幅上昇しました。

    一方、夜間PTSでは東京エレクトロン(8035)-2.5%、SCREENホールディングス(7735)-3.7%、イビデン(4062)-2.2%など、半導体関連に売りが出ています。

    昨日の急騰後の利益確定を吸収できるかが今日最大のポイントです。

    重要ポイント② TOPIXと騰落銘柄数

    昨日は日経平均+3.30%に対してTOPIXは+0.57%。

    さらに、

    プライム:750上昇/747下落
    スタンダード:559上昇/793下落
    グロース:229上昇/306下落

    となりました。

    今日、日経平均が高値を更新しても、TOPIXや騰落銘柄数が改善しなければ半導体集中相場が続いていると考えられます。

    重要ポイント③ 米国株は切り返し

    10月1日の米国株式市場は、米国債利回りの上昇一服を受けて一時の下げから切り返し、上昇して取引を終えました。

    日本株には支援材料ですが、前日の東京市場で半導体株が大きく先行上昇しているため、米国株高だけで日本の半導体株が再び大幅上昇するかは慎重に確認する必要があります。

    リスク

    最大のリスクは、AI・半導体株への極端な資金集中の反動です。

    日経平均は2営業日で大きく上昇し、昨日は上位数銘柄だけで指数を大幅に押し上げました。

    さらに夜間PTSでは半導体関連に利益確定売りが出ています。

    今日は69,000円攻防、半導体株の利益確定売り、TOPIXと騰落銘柄数、他セクターへの資金循環を合わせて確認します。

    ⑧ 編集部コメント

    昨日の日経平均は+2,203円と非常に強い上昇になりました。

    ただし、数字だけを見ると市場の実態を見誤る可能性があります。

    TOPIXは+0.57%にとどまり、プライム市場は750上昇/747下落。スタンダードとグロースでは値下がり銘柄の方が多くなりました。

    つまり昨日は、日本株全体が一斉に上昇したのではなく、米マイクロンの好決算をきっかけにAI・半導体へ資金が集中し、値がさ株が日経平均を大きく押し上げた相場です。

    さらに夜間PTSでは、東京エレクトロン(8035)やSCREENホールディングス(7735)など前日に買われた半導体関連が下落し、PTS全体でも83上昇/183下落と売り優勢でした。

    今日は69,000円を超えるかどうかだけではなく、半導体株が利益確定売りを吸収できるか、TOPIXと騰落銘柄数が改善するか、半導体以外へ資金が広がるかを見ることが重要です。

    売買推奨ではなく、市場全体の資金の流れを確認する一日とします。