日: 2026年10月8日

  • さっと読める株ニュース【夜版】2026年10月8日

    ① 市場ダッシュボード

    10月8日の東京株式市場は、日経平均が993円安となり、70,000円を割り込んで安値引けとなりました。

    前日の米国株安や長期金利上昇への警戒を背景に、利益確定売りが継続。日経平均は2営業日続落し、終値は69,042.11円となりました。

    東証33業種では26業種が下落し、プライム・スタンダード・グロースのすべてで値下がり銘柄が優勢となっています。

    主要市場指標

    指標 最新確認値 前日比
    日経平均 69,042.11円 -1.42%
    TOPIX 4,091.46 -1.51%
    ドル円 158.10~20円 時点差あり
    VIX 15.08 +0.47%

    日経平均とTOPIXは10月8日の東証終値です。

    日経平均の前日比は-993.60円、TOPIXは-62.65ポイントでした。

    ドル円は10月8日17時時点の確認値。東京市場では一時157円59銭まで下落した後、158円28銭まで上昇しました。

    VIXは10月7日の米国市場終値です。米国時間10月8日の取引はまだ終了していないため、前営業日の確定値を掲載しています。

    市場別騰落銘柄数

    市場 値上がり 値下がり
    プライム 325 1,180
    スタンダード 266 1,097
    グロース 124 433

    ※プライムは10月8日15時32分の株探集計、スタンダードは同日大引け集計、グロースは同日16時35分のフィスコ集計です。

    3市場すべてで値下がり銘柄が大幅に上回りました。

    東証プライムの売買高は概算23億2,915万株、売買代金は概算7兆6,133億円でした。

    今日の市場の特徴

    日経平均は69,840.64円で取引を開始。

    高値は69,918.20円にとどまり、終日70,000円を回復できませんでした。

    安値は69,042.11円で、終値と一致しています。

    安値引けとなったことは、引けにかけても売り圧力が残っていたことを示しています。

    ② 今日の重要ニュース

    日経平均が993円安、70,000円割れで安値引け

    10月8日の日経平均は69,042.11円、前日比-993.60円(-1.42%)。

    前日の70,035.71円から大幅に下落し、節目の70,000円を割り込みました。

    日経平均を押し下げた主な銘柄は以下のとおりです。

    銘柄 下落寄与額
    ソフトバンクグループ(9984) 約218円
    東京エレクトロン(8035) 約157円
    TDK(6762) 約90円
    アドバンテスト(6857) 約78円
    イビデン(4062) 約62円

    これらの値がさ株の下落が日経平均を大きく押し下げました。

    一方、TOPIXも-1.51%となっており、指数の下落は一部の値がさ株だけに限られていません。

    米国株安と金利上昇が日本株の重し

    10月7日の米国市場では、NYダウが341.41ドル安の51,179.87ドルとなりました。

    NASDAQも61.20ポイント下落し、27,538.69で取引を終了しています。

    原油価格の上昇によるインフレ懸念や米長期金利の上昇が株式市場の重しとなりました。

    日本市場でも金利上昇への警戒が広がり、AI・半導体関連や景気敏感株を中心に利益確定売りが出ました。

    サイバーセキュリティ関連に資金集中

    市場全体が下落するなか、サイバーセキュリティ関連株への資金流入が続きました。

    TWOSTONE&Sons(7352)は+28.4%のストップ高。

    フーバーブレイン(3927)は+27.8%、ショーケース(3909)は+24.6%となりました。

    さらに、ブロードバンドセキュリティ(4398)、FFRIセキュリティ(3692)、サイバーセキュリティクラウド(4493)なども大幅上昇しています。

    情報漏えい対策やサイバー攻撃への警戒を背景に、関連銘柄への物色が広がりました。

    ただし、急騰銘柄が増えているため、短期的な過熱には注意が必要です。

    非鉄金属・機械・銀行株に売り

    東証33業種では、非鉄金属が-3.70%で下落率トップ。

    ガラス・土石製品は-3.10%、銀行業と機械はともに-3.02%でした。

    一方、海運業は+1.25%で上昇率トップとなりました。

    昨日に続いて幅広い業種が下落しており、市場全体の資金流出が継続していることが確認できます。

    引け後決算で業績上方修正が相次ぐ

    10月8日引け後には、複数の企業が決算や業績修正を発表しました。

    ローツェ(6323)は2027年2月期の通期経常利益予想を43.5%上方修正。

    吉野家ホールディングス(9861)も通期経常利益予想を18.2%上方修正しました。

    ファーストリテイリング(9983)は2027年8月期の最終利益について増益見通しを発表しています。

    これらの企業開示は、明日の個別銘柄の値動きを左右する重要材料となります。

    ③ 注目銘柄

    ソフトバンクグループ(9984)

    チャート: 10月8日の終値は6,040円、前日比-4.28%。

    需給: 日経平均を約218円押し下げ、下落寄与度トップとなりました。

    材料: 米国株安や金利上昇への警戒を背景に、AI関連への利益確定売りが継続しました。

    リスク: 米国ハイテク株の下落が続けば、国内のAI関連株にも売り圧力が残る可能性があります。

    監視ポイント: 6,000円付近で下げ止まるか、翌日の指数下落を主導するか。

    東京エレクトロン(8035)

    チャート: 10月8日の終値は12,190円、前日比-2.48%。

    需給: 日経平均を約157円押し下げました。

    材料: 米国市場の金利上昇や半導体関連株への利益確定売りが警戒されました。

    リスク: 半導体関連への売りが継続すれば、日経平均の反発を抑える要因になります。

    監視ポイント: 翌日の寄付き後に売りが一巡するか。

    サイバーセキュリティクラウド(4493)

    チャート: 10月8日の終値は3,360円、前日比+17.6%。

    需給: サイバーセキュリティ関連への資金集中が継続し、ストップ高配分となりました。

    材料: 情報漏えい対策やサイバー攻撃への警戒を背景としたテーマ物色。

    リスク: 急騰後であり、短期資金の流出による急落に注意が必要です。

    監視ポイント: 翌日も買い注文が継続するか、関連銘柄全体に資金が残るか。

    三協立山(5932)

    チャート: 10月8日の終値は729円、前日比+15.9%のストップ高。

    需給: 前日引け後の好決算を受けて買いが集中しました。

    材料: 第1四半期の営業利益は26.4億円となり、前年同期の11.6億円の赤字から黒字転換。

    通期営業利益計画40億円に対する進捗率は66%となっています。

    リスク: 決算評価による急騰後の利益確定売り。

    監視ポイント: ストップ高翌日の出来高と株価の維持力。

    TWOSTONE&Sons(7352)

    チャート: 10月8日の終値は362円、前日比+28.4%のストップ高。

    需給: サイバーセキュリティ関連への短期資金が流入しました。

    材料: グループ会社によるサイバーセキュリティ領域への参入が材料視されました。

    リスク: 大幅上昇後の利益確定売りと、短期資金による値動きの拡大。

    監視ポイント: 翌日の寄付きで買いが継続するか。

    ④ テーマ代表銘柄

    AI・半導体

    項目 内容
    資金 流出優勢
    代表銘柄 東京エレクトロン(8035)
    代表銘柄 アドバンテスト(6857)

    理由: 米国株安や金利上昇への警戒から、国内半導体関連への利益確定売りが続きました。

    日経平均への下落寄与度も大きく、翌日の指数動向を確認するうえで重要なテーマです。

    サイバーセキュリティ

    項目 内容
    資金 流入継続
    代表銘柄 サイバーセキュリティクラウド(4493)
    代表銘柄 FFRIセキュリティ(3692)

    理由: 市場全体が下落するなかでも関連銘柄への買いが継続しました。

    複数銘柄がストップ高となり、テーマ全体への資金集中が確認されています。

    自動運転

    項目 内容
    資金 個別流入
    代表銘柄 ティアフォー(593A)

    理由: ティアフォー(593A)は10月8日に2,476円、前日比+16.0%となりました。

    自動運転関連の代表銘柄として物色され、25日移動平均線を突破したことも注目されました。

    金融・非鉄金属

    項目 内容
    資金 流出優勢
    代表銘柄 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)
    代表銘柄 古河電気工業(5801)

    理由: 銀行業は-3.02%、非鉄金属は-3.70%となりました。

    三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)は-3.26%、古河電気工業(5801)は-5.04%となっています。

    決算・業績修正

    項目 内容
    資金 個別流入期待
    代表銘柄 ローツェ(6323)
    代表銘柄 吉野家ホールディングス(9861)

    理由: 10月8日引け後に通期業績予想の上方修正が発表されました。

    市場全体が弱いなか、業績改善を材料とする個別物色が翌日に広がるか注目されます。

    ⑤ マーケット異変速報

    東証33業種騰落率

    10月8日は7業種上昇、26業種下落となりました。

    以下は10月8日16時05分公表のフィスコ業種別ランキングで確認した全33業種の騰落率です。

    業種 騰落率
    海運業 +1.25%
    サービス業 +0.59%
    ゴム製品 +0.54%
    陸運業 +0.34%
    医薬品 +0.20%
    倉庫・運輸関連業 +0.16%
    その他製品 +0.14%
    輸送用機器 -0.06%
    空運業 -0.15%
    小売業 -0.16%
    不動産業 -0.40%
    食料品 -0.43%
    保険業 -0.53%
    パルプ・紙 -0.76%
    精密機器 -0.86%
    鉱業 -0.95%
    水産・農林業 -1.04%
    情報・通信業 -1.07%
    繊維製品 -1.09%
    化学 -1.27%
    電気・ガス業 -1.28%
    石油・石炭製品 -1.59%
    その他金融業 -1.60%
    鉄鋼 -1.65%
    卸売業 -1.68%
    建設業 -1.75%
    証券・商品先物取引業 -1.80%
    電気機器 -2.08%
    金属製品 -2.49%
    機械 -3.02%
    銀行業 -3.02%
    ガラス・土石製品 -3.10%
    非鉄金属 -3.70%

    上昇率トップは海運業の+1.25%。

    下落率トップは非鉄金属の-3.70%でした。

    昨日は25業種が下落しましたが、今日は26業種が下落しています。

    2営業日連続で幅広い業種が売られており、市場全体の需給改善はまだ確認できていません。

    値上がり率上位

    銘柄 終値 騰落率
    TWOSTONE&Sons(7352) 362円 +28.4%
    フーバーブレイン(3927) 1,300円 +27.8%
    ウェッジホールディングス(2388) 15円 +25.0%
    ショーケース(3909) 309円 +24.6%
    サイバーセキュリティソリューションズ(436A) 2,061円 +24.1%

    ※東証上場銘柄から抽出。騰落率は株探の10月8日大引けランキングに基づきます。

    サイバーセキュリティ関連への資金流入が目立ちました。

    値下がり率上位

    銘柄 終値 騰落率
    辻・本郷ITコンサルティング(476A) 2,480円 -16.8%
    オプティマスグループ(9268) 350円 -15.3%
    ステラファーマ(4888) 384円 -15.0%
    ジィ・シィ企画(4073) 771円 -14.4%
    NANO MRNA(4571) 81円 -12.9%

    値下がり率上位には小型株が多く、個別銘柄の値動きも大きくなっています。

    ストップ高

    10月8日のストップ高は、一時到達や気配を含め16銘柄でした。

    銘柄 状況
    カウリス(153A) ストップ高
    ハンモック(173A) ストップ高
    セキュアヴェイル(3042) ストップ高
    ZenmuTech(338A) ストップ高
    FFRIセキュリティ(3692) ストップ高
    アズジェント(4288) 一時ストップ高
    サイバーセキュリティソリューションズ(436A) ストップ高
    HEROZ(4382) 一時ストップ高
    ブロードバンドセキュリティ(4398) ストップ高
    ディ・アイ・システム(4421) 一時ストップ高
    Welby(4438) 一時ストップ高
    サイバーセキュリティクラウド(4493) ストップ高配分
    辻・本郷ITコンサルティング(476A) 一時ストップ高
    S&J(5599) ストップ高
    三協立山(5932) ストップ高
    TWOSTONE&Sons(7352) ストップ高

    ※10月8日15時40分の株探集計。

    ストップ安

    銘柄 状況
    ジィ・シィ企画(4073) 一時ストップ安
    辻・本郷ITコンサルティング(476A) ストップ安

    辻・本郷ITコンサルティング(476A)は同日中に一時ストップ高にも到達しており、極めて大きな値動きとなりました。

    売買代金上位

    10月8日16時時点の株探売買代金ランキングから、個別株の上位銘柄を掲載します。

    銘柄 売買代金
    キオクシアホールディングス(285A) 7,376.52億円
    アドバンテスト(6857) 5,312.18億円
    太陽誘電(6976) 3,469.02億円
    ソフトバンクグループ(9984) 2,311.61億円
    レーザーテック(6920) 2,183.49億円

    キオクシアホールディングス(285A)は売買代金が7,000億円を超えました。

    半導体・電子部品関連に大きな商いが集中しています。

    出来高急増

    出来高急増の判定には、10月8日と10月7日の確定出来高を比較する必要があります。

    今回確認した資料では、全市場の出来高増加率ランキングを同一条件で取得できなかったため、未確認の増加率や順位は掲載していません。

    出来高急増の監視基準である前日比10%以上増は変更しません。

    売買代金の大きさや約定回数の増加を、出来高増加率の代わりとして扱うこともしません。

    異変監視銘柄

    固定監視基準は「IRなしで株価±10%以上、または出来高10%以上増」です。

    10月8日の株価変動率が基準に該当した銘柄のうち、個別IRの有無を追加確認する監視候補を整理します。

    銘柄 株価変動
    フーバーブレイン(3927) +27.8%
    ショーケース(3909) +24.6%
    オプティマスグループ(9268) -15.3%
    ジィ・シィ企画(4073) -14.4%
    北川精機(6327) -10.7%

    ※この表は株価変動による一次抽出です。個別IRが存在しないことを全件確定できていないため、正式な「IRなし異変監視銘柄」とは区別しています。

    一方、TWOSTONE&Sons(7352)はサイバーセキュリティ領域への参入、三協立山(5932)は決算発表という明確な材料があるため、IRなしの異変監視から分離します。

    ⑥ 米国株ニュース

    米国主要指数は反落

    10月7日の米国市場では主要3指数が下落しました。

    NYダウは51,179.87ドル、前日比-341.41ドル。

    NASDAQは27,538.69、前日比-61.20ポイントでした。

    原油価格上昇によるインフレ懸念や長期金利上昇が株価の重しとなりました。

    日本株への影響

    10月8日の東京市場では、米国株安を引き継いで日経平均が大幅下落しました。

    ソフトバンクグループ(9984)、東京エレクトロン(8035)、アドバンテスト(6857)などが指数を押し下げています。

    今晩の米国市場で金利上昇への警戒が続く場合、翌10月9日の日本市場でもAI・半導体関連株の上値が重くなる可能性があります。

    一方、米国株が反発した場合には、国内半導体株への買い戻しが入るかが注目されます。

    明日の確認ポイント

    米国株の主要指数だけでなく、ハイテク株の値動きと金利の方向性を確認します。

    特に重要なのは、米国株の反発が日本株の半導体関連にも波及するかです。

    ⑦ 明日の注目銘柄(監視リスト)

    ローツェ(6323)

    材料: 10月8日引け後に2027年2月期の業績予想を上方修正しました。

    通期経常利益予想は382億円から548億円へ43.5%上方修正。

    期末配当予想も20円から28円へ増額しました。

    PTS: 17時30分時点で4,935.3円、東証終値比+11.3%。

    監視ポイント: 大幅上方修正を受けた買いが翌日の東証寄付きでも継続するか。

    ファーストリテイリング(9983)

    材料: 10月8日引け後に2026年8月期決算と2027年8月期の業績見通しを発表しました。

    2027年8月期の最終利益は前期比約3%増を見込み、7期連続の最高益を予想しています。

    監視ポイント: 決算評価と、日経平均への寄与度が大きい値がさ株としての動き。

    吉野家ホールディングス(9861)

    材料: 2027年2月期の通期経常利益予想を88億円から104億円へ18.2%上方修正。

    年間配当予想も22円から24円へ増額しました。

    監視ポイント: 業績上方修正と増配を受けた株価反応。

    サイバーセキュリティクラウド(4493)

    材料: 10月8日は+17.6%のストップ高。

    PTS: 17時30分時点で3,640円、東証終値比+8.3%。

    監視ポイント: 連日の急騰後も買いが継続するか。

    ショーケース(3909)

    材料: 10月8日は+24.6%の大幅上昇。

    PTS: 17時30分時点では294円、東証終値比-4.9%。

    監視ポイント: 本市場の急騰とPTS下落の差が、翌日の寄付きでどのように解消されるか。

    オプティム(3694)

    材料: 10月8日17時30分時点のPTS下落率ランキングで上位となりました。

    PTS: 389円、東証終値比-17.1%。

    監視ポイント: PTS下落の背景となる個別材料の確認と、翌日の東証寄付きでの反応。

    ⑧ 明日の注目ポイント(寄付き戦略)

    寄付き戦略

    明日10月9日の最大の焦点は、日経平均69,000円を維持できるかです。

    10月8日の終値は69,042.11円。

    69,000円との差はわずか42.11円となっています。

    さらに、日経平均は安値引けとなりました。

    明日は以下の点を確認します。

    ① 日経平均69,000円の攻防

    ② AI・半導体関連株の売りが一巡するか

    ③ 市場全体の値上がり銘柄数が回復するか

    ④ サイバーセキュリティ関連への資金流入が継続するか

    ⑤ 引け後決算銘柄への評価

    重要ポイント① 69,000円の維持

    日経平均は2営業日続落し、10月8日は安値引けとなりました。

    翌日の寄付きで69,000円を割り込む場合、下値を切り下げる動きが続くか確認する必要があります。

    一方、69,000円を維持して反発する場合は、半導体主力株の買い戻しが伴っているかが重要です。

    重要ポイント② 市場全体の需給

    10月8日は東証33業種中26業種が下落しました。

    プライム市場では値下がり銘柄が1,180銘柄に達しています。

    指数が反発しても、値下がり銘柄数が多いままであれば、市場全体の需給改善とは判断できません。

    重要ポイント③ サイバーセキュリティ関連

    10月8日はサイバーセキュリティ関連に大きな資金が集中しました。

    複数の関連銘柄がストップ高となっています。

    ただし、夜間PTSでは上昇を続ける銘柄と反落する銘柄に分かれています。

    テーマ全体の上昇から個別銘柄の選別へ移行するかが重要な監視ポイントです。

    リスク

    最大のリスクは、69,000円割れをきっかけに利益確定売りがさらに広がることです。

    米国株の金利上昇への警戒が続く場合、国内の成長株にも売りが波及する可能性があります。

    また、サイバーセキュリティ関連は短期間で大幅上昇した銘柄が多く、急激な値動きに注意が必要です。

    引け後IR

    10月8日引け後に確認できた主要企業開示です。

    ローツェ(6323)

    2027年2月期上期の連結経常利益は前年同期比68.4%増の245億円。

    通期経常利益予想を382億円から548億円へ43.5%上方修正しました。

    期末配当予想も20円から28円へ増額しています。

    ファーストリテイリング(9983)

    2026年8月期決算を発表。

    2027年8月期の最終利益は前期比約3%増を見込み、7期連続の最高益を予想しています。

    前期配当の増額と今期の増配予想も発表しました。

    吉野家ホールディングス(9861)

    2027年2月期上期の連結経常利益は前年同期比29.6%増の62.2億円。

    通期経常利益予想を88億円から104億円へ18.2%上方修正しました。

    年間配当予想も22円から24円へ増額しています。

    シリコンスタジオ(3907)

    2026年11月期の通期経常損益予想について、赤字幅を拡大する下方修正を発表しました。

    翌日の株価反応を確認する必要があります。

    夜間PTS

    10月8日のPTSナイトタイムセッションでは、17時30分時点で304銘柄の売買が成立しました。

    項目 銘柄数
    値上がり 85
    値下がり 184

    日経平均構成銘柄では75銘柄の売買が成立し、16銘柄上昇、52銘柄下落でした。

    PTSでも売り優勢となっています。

    以下は10月8日17時30分時点のジャパンネクストPTS取引データです。

    PTS上昇銘柄

    銘柄(コード) PTS株価 東証終値比
    TWOSTONE&Sons(7352) 406.9円 +12.4%
    ローツェ(6323) 4,935.3円 +11.3%
    アイビー化粧品(4918) 330円 +11.1%
    サイバーセキュリティクラウド(4493) 3,640円 +8.3%
    クオリプス(4894) 6,470円 +6.9%
    川口化学工業(4361) 1,808円 +6.8%

    PTS下落銘柄

    銘柄(コード) PTS株価 東証終値比
    オプティム(3694) 389円 -17.1%
    シリコンスタジオ(3907) 1,475円 -15.2%
    ミライニホールディングス(546A) 2,275円 -11.7%
    レイ(4317) 560円 -6.8%
    GRCS(9250) 1,501円 -6.0%
    ショーケース(3909) 294円 -4.9%

    PTS売買代金・出来高

    10月8日17時30分時点の同一条件で比較できる個別銘柄別売買代金・出来高ランキングは確認できませんでした。

    そのため、ランキング順位や取引数量を推測で補完していません。

    PTS価格は売買数量が少ない場合にも大きく変動します。

    翌日の東証寄付き価格とPTS価格が一致するとは限らないため、価格だけでなく売買の厚みも確認する必要があります。

    編集部コメント

    10月8日の日経平均は993円安の69,042.11円となり、70,000円を大きく割り込みました。

    さらに、日経平均は安値引けとなり、東証33業種では26業種が下落。

    プライム・スタンダード・グロースのすべてで値下がり銘柄が優勢となっています。

    市場全体の需給は、昨日よりさらに厳しい状況となりました。

    一方、サイバーセキュリティ関連には資金が集中し、複数の銘柄がストップ高となりました。

    また、引け後にはローツェ(6323)や吉野家ホールディングス(9861)などが業績上方修正を発表しています。

    明日は市場全体の下落が続くのか、それとも個別材料株を中心に買い戻しが広がるのかを確認する局面です。

    特に重要なのは、「69,000円の攻防」「半導体株の需給」「市場全体の値上がり銘柄数」「決算銘柄への資金流入」の4点です。

    指数の反発だけで判断せず、資金がどの業種・銘柄へ向かっているかを確認することが重要になります。

    本記事は情報提供を目的としたものであり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

  • さっと読める株ニュース【朝版】2026年10月8日

    ① 市場ダッシュボード

    10月8日の東京株式市場は、日経平均70,000円の攻防が最大の焦点です。

    前日10月7日の日経平均は70,035.71円、前日比648.27円安(-0.92%)。3営業日ぶりに反落しましたが、終値では70,000円台を維持しました。

    一方、7日の米国市場も主要3指数が下落。米長期金利の上昇を背景に、前日まで最高値を更新していた米国株にも利益確定売りが広がりました。

    主要市場指標

    指標 最新確認値 前日比
    日経平均 70,035.71円 -0.92%
    TOPIX 4,154.11 -0.70%
    ドル円 158.03円 時点差のため省略
    VIX 15.14 +0.87%

    日経平均とTOPIXは10月7日の東証終値です。

    ドル円は10月8日午前2時時点の確認値。7日の東京市場では158円50銭まで上昇した後、夕方には157円95銭まで下落しました。

    VIXは10月7日の米国市場終値。前営業日の15.01から上昇しましたが、依然として15台です。

    市場別騰落銘柄数

    10月7日の東証は、3市場すべてで値下がり銘柄が優勢となりました。

    市場 値上がり 値下がり
    プライム 523 970
    スタンダード 531 830
    グロース 192 348

    ※プライムは10月7日15時35分公表の株探・松井証券集計。スタンダードは同日大引け、グロースはフィスコの同日大引け集計です。

    10月6日は幅広い市場で値上がり銘柄が優勢でしたが、7日は一転して売りが広がりました。

    重要なのは、日経平均だけでなく市場全体の需給が悪化したことです。

    今日の寄付きでは、指数の反発だけでなく、値上がり銘柄数が回復するかを確認します。

    ② 前日のマーケット異変速報

    10月7日の最大の異変は、東証33業種のうち25業種が下落したことです。

    前営業日の10月6日は30業種が上昇していましたが、わずか1日で資金の流れが大きく変化しました。

    東証33業種騰落率

    業種 騰落率
    電気・ガス業 +0.59%
    ゴム製品 +0.49%
    情報・通信業 +0.24%
    食料品 +0.23%
    不動産業 +0.14%
    建設業 +0.09%
    ガラス・土石製品 +0.09%
    陸運業 +0.09%
    医薬品 -0.02%
    空運業 -0.13%
    化学 -0.15%
    サービス業 -0.17%
    金属製品 -0.18%
    小売業 -0.19%
    繊維製品 -0.25%
    パルプ・紙 -0.34%
    石油・石炭製品 -0.35%
    輸送用機器 -0.37%
    精密機器 -0.41%
    水産・農林業 -0.43%
    その他金融業 -0.49%
    その他製品 -0.51%
    機械 -0.57%
    倉庫・運輸関連業 -0.76%
    卸売業 -0.83%
    海運業 -0.86%
    保険業 -0.92%
    電気機器 -0.97%
    鉱業 -1.19%
    鉄鋼 -1.33%
    証券・商品先物取引業 -1.34%
    非鉄金属 -1.71%
    銀行業 -2.05%

    ※10月7日15時45分公表のフィスコ業種別ランキングで確認した数値です。

    上昇率トップは電気・ガス業の+0.59%。

    一方、銀行業は-2.05%で下落率トップとなりました。

    前日に強かった非鉄金属も-1.71%と反落しています。

    AI・半導体だけでなく、金融・非鉄・景気敏感株にも利益確定売りが広がったことが確認できます。

    値上がり率上位

    銘柄 終値 騰落率
    ショーケース(3909) 248円 +25.25%
    ブロードバンドセキュリティ(4398) 2,322円 +20.81%
    ジィ・シィ企画(4073) 901円 +19.97%
    バーチャレクス・ホールディングス(6193) 1,225円 +15.46%

    市場全体が下落するなか、サイバーセキュリティ関連などに短期資金が集中しました。

    値下がり率上位

    銘柄 終値 騰落率
    note(5243) 3,150円 -18.18%
    WIZE(3664) 20円 -13.04%
    アイズ(5242) 1,929円 -12.79%
    カルナバイオサイエンス(4572) 360円 -11.98%

    note(5243)は決算発表後の売りが優勢となった銘柄です。

    好業績であっても、株価に期待が先行している場合には利益確定売りが強まることがあります。

    ストップ高・ストップ安

    10月7日は、確認できた市場集計でストップ高3銘柄、ストップ安1銘柄でした。

    ストップ高となった主な銘柄は、ショーケース(3909)、ブロードバンドセキュリティ(4398)、ジィ・シィ企画(4073)です。

    note(5243)はストップ安水準まで下落しました。

    異変監視銘柄

    固定監視基準は以下のとおりです。

    IRなしで株価±10%以上、または出来高10%以上増。

    10月7日の株価変動基準に該当し、同日の個別IRを確認できなかった銘柄を暫定監視対象として整理します。

    銘柄 株価異変
    ショーケース(3909) +25.25%
    ブロードバンドセキュリティ(4398) +20.81%
    ジィ・シィ企画(4073) +19.97%
    WIZE(3664) -13.04%
    アイズ(5242) -12.79%

    ※IRなしの判定は確認できた開示情報に基づく暫定判定です。未確認の適時開示が存在する可能性は残ります。

    出来高増加の確認例

    ジィ・シィ企画(4073)は、10月6日の出来高127万7,800株に対し、10月7日は165万800株でした。

    前日比で約29.2%増加しており、出来高10%以上増の監視基準にも該当します。

    その他の銘柄については、前日出来高との比較を確認できないものを推測で追加していません。

    ③ 前日の重要ニュース

    米国株が最高値圏から反落

    10月7日の米国市場では、NYダウ、S&P500、NASDAQがそろって下落しました。

    指数 前日比
    NYダウ 約-0.66%
    S&P500 約-0.22%
    NASDAQ 約-0.22%

    米長期金利の上昇が株式市場の重しとなり、前日まで最高値を更新していた米国株にも利益確定売りが広がりました。

    米国の半導体関連株も下落しており、日本市場では東京エレクトロン(8035)、アドバンテスト(6857)、ディスコ(6146)などへの影響が注目されます。

    日経平均は70,000円台を維持

    10月7日の日経平均は70,035.71円。

    日中高値は70,793.29円、安値は70,017.19円でした。

    高値から大きく下落したものの、安値でも70,000円を割りませんでした。

    ただし、終値は大台をわずかに上回る水準です。

    今日の東京市場では、70,000円を支持線として維持できるかが重要になります。

    FOMC議事要旨で金融政策への見方が分かれる

    米連邦準備制度理事会が公表した9月のFOMC議事要旨では、利上げの必要性について参加者の見解に違いがあったことが示されました。

    エネルギー価格上昇によるインフレへの対応を重視する見方と、需要抑制の必要性を重視する見方がありました。

    米国では長期金利の上昇が株価の重しとなっており、今日の日本市場でも金利変動に敏感な成長株への影響が注目されます。

    サイバーセキュリティ関連に資金集中

    10月7日は市場全体が下落するなか、サイバーセキュリティ関連株が大幅上昇しました。

    ショーケース(3909)は+25.25%、ブロードバンドセキュリティ(4398)は+20.81%。

    さらにサイバーセキュリティクラウド(4493)も+9.17%となりました。

    夜間PTSでも関連銘柄への買いが確認されています。

    ただし、短期資金が集中しているため、今日の寄付きでは急騰と急反落の両方に注意が必要です。

    引け後の企業開示で決算銘柄に注目

    10月7日引け後には、複数の企業が決算や業績修正を発表しました。

    日本ファルコム(3723)は2026年9月期の経常利益予想を22億円から28億円へ上方修正。期末配当予想も10円から60円へ引き上げました。

    三協立山(5932)は2027年5月期第1四半期の経常利益が24億2,800万円の黒字となり、前年同期の赤字から黒字転換しました。

    ツルハホールディングス(3391)は上期経常利益が前年同期比90.3%増の548億円となりました。

    一方、わらべや日洋ホールディングス(2918)は通期経常利益予想を76.5億円から60.5億円へ下方修正しました。

    これらは企業開示として確認した情報であり、夜間PTSの取引データとは分離して評価します。

    ④ 注目テーマ(資金循環)

    AI・半導体

    項目 内容
    資金 流出優勢
    代表銘柄 東京エレクトロン(8035)
    代表銘柄 アドバンテスト(6857)

    理由: 国内では前日までの急上昇を受けて利益確定売りが優勢となりました。

    さらに10月7日の米国市場でも半導体関連株が下落しています。

    今日の寄付きでは、売りが一巡するかを確認します。

    サイバーセキュリティ

    項目 内容
    資金 流入継続
    代表銘柄 ショーケース(3909)
    代表銘柄 ブロードバンドセキュリティ(4398)

    理由: 10月7日は市場全体が下落するなかでも関連銘柄が大幅上昇しました。

    夜間PTSでも一部銘柄に買いが続いています。

    ただし、短期資金の集中による値動きの拡大に注意が必要です。

    決算・業績修正

    項目 内容
    資金 個別流入期待
    代表銘柄 日本ファルコム(3723)
    代表銘柄 三協立山(5932)
    代表銘柄 ツルハホールディングス(3391)

    理由: 引け後の業績上方修正や好決算を受け、夜間PTSで上昇した銘柄があります。

    市場全体の地合いが弱い場合でも、業績材料を持つ銘柄への個別物色が続くか注目です。

    金融・非鉄金属

    項目 内容
    資金 流出優勢
    代表銘柄 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)
    代表銘柄 三井金属(5706)

    理由: 10月7日は銀行業が-2.05%、非鉄金属が-1.71%となりました。

    前日に強かった業種にも売りが広がっており、今日の反発力が資金循環の確認材料になります。

    ⑤ 注目銘柄

    東京エレクトロン(8035)

    チャート: 10月7日は半導体関連への利益確定売りが優勢となり、日経平均を約154円押し下げる要因となりました。

    需給: 日経平均への寄与度が大きく、指数の方向性に影響しやすい銘柄です。

    材料: 米国市場では10月7日に半導体関連株が下落しました。

    リスク: 国内外で半導体株への売りが続けば、日経平均70,000円割れにつながる可能性があります。

    注目理由: 今日の指数の方向性を確認するうえで重要な主力銘柄です。

    監視ポイント: 寄付き後の売りが一巡するか、日経平均と連動して下値を切り下げるか。

    日本ファルコム(3723)

    チャート: 10月7日の東証終値は2,600円。

    需給: 夜間PTSでは東証終値を大きく上回る取引が確認されています。

    材料: 2026年9月期の経常利益予想を22億円から28億円へ上方修正。

    期末配当予想も10円から60円へ増額しました。

    リスク: 好材料を寄付き段階で大きく織り込んだ場合、利益確定売りが出る可能性があります。

    注目理由: 業績上方修正と増配という複数の材料が確認されています。

    監視ポイント: 寄付き後も買いが継続するか、PTSで形成された価格水準を維持できるか。

    三協立山(5932)

    チャート: 10月7日の東証終値は629円。

    需給: 引け後決算を受け、夜間PTSでは東証終値を上回る取引が確認されています。

    材料: 2027年5月期第1四半期の連結経常利益は24億2,800万円の黒字。

    前年同期は12億700万円の赤字でした。

    通期経常利益計画15億円に対する進捗率は161.9%です。

    リスク: 第1四半期の進捗率だけで通期の上方修正を断定することはできません。

    注目理由: 前年同期からの黒字転換と利益進捗が明確な材料です。

    監視ポイント: 寄付き後の出来高と、決算を評価する買いの継続性。

    サイバーセキュリティクラウド(4493)

    チャート: 10月7日の東証終値は2,858円、前日比+9.17%。

    需給: サイバーセキュリティ関連への短期資金流入が継続しています。

    材料: 10月7日の夜間PTSでも大幅上昇が確認されました。

    リスク: 連日の上昇による過熱感と、短期資金の急速な流出。

    注目理由: 市場全体が下落するなかでも資金が向かったテーマの代表銘柄です。

    監視ポイント: 寄付き後に高値を維持できるか、関連銘柄にも買いが広がるか。

    わらべや日洋ホールディングス(2918)

    チャート: 10月7日の東証終値は2,613円、前日比-1.17%。

    需給: 引け後の業績下方修正を受け、今日の本市場での反応が注目されます。

    材料: 2027年2月期の通期経常利益予想を76.5億円から60.5億円へ下方修正。

    前期比18.4%減益の見通しとなりました。

    リスク: 下方修正を受けた売り圧力が強まる可能性があります。

    注目理由: 好決算銘柄だけでなく、業績悪化銘柄への市場の評価も確認できます。

    監視ポイント: 寄付き後の売り圧力と下値での買い需要。

    ⑥ 夜間PTS異変

    10月7日のPTSナイトタイムセッションでは、企業決算や業績修正を受けた銘柄と、サイバーセキュリティ関連の上昇が目立ちました。

    夜間PTS市場の状況

    10月7日17時30分時点の松井証券・株探集計では、293銘柄の売買が成立しました。

    項目 銘柄数
    値上がり 137
    値下がり 134

    日経平均構成銘柄では57銘柄の売買が成立し、22銘柄上昇、28銘柄下落でした。

    以下の個別銘柄データは、10月8日午前0時21分更新の夜間PTSランキングで確認した数値です。

    PTS上昇銘柄

    銘柄(コード) PTS株価 東証終値比
    サイバーセキュリティクラウド(4493) 3,358円 +17.49%
    三協立山(5932) 701円 +11.45%
    日本ファルコム(3723) 2,880円 +10.77%
    ブロードバンドセキュリティ(4398) 2,568.4円 +10.61%
    ジィ・シィ企画(4073) 984.1円 +9.22%
    カウリス(153A) 2,470円 +8.95%
    ZenmuTech(338A) 5,349円 +7.19%
    ツルハホールディングス(3391) 2,205円 +5.76%

    サイバーセキュリティクラウド(4493)は東証終値比+17.49%と大幅上昇。

    一方、三協立山(5932)、日本ファルコム(3723)、ツルハホールディングス(3391)は、確認できた企業開示が翌日の注目材料です。

    PTSの値上がり率だけでなく、材料の有無を分けて評価することが重要です。

    PTS下落銘柄

    銘柄(コード) PTS株価 東証終値比
    アルゴグラフィックス(7595) 926円 -24.47%
    フィデアホールディングス(8713) 2,257.9円 -17.98%
    リリカラ(9827) 562円 -14.85%
    Def consulting(4833) 50.3円 -5.09%
    Liberaware(218A) 1,000円 -4.58%

    下落率上位には出来高が非常に少ない銘柄も含まれています。

    アルゴグラフィックス(7595)は100株、フィデアホールディングス(8713)は400株、リリカラ(9827)は100株の取引でした。

    少量の売買で形成されたPTS価格は、翌日の東証寄付き価格を示すものではありません。

    PTS出来高

    銘柄(コード) 出来高
    サイバーセキュリティクラウド(4493) 405,500株
    三協立山(5932) 94,000株
    カウリス(153A) 77,900株
    ブロードバンドセキュリティ(4398) 67,300株
    日本ファルコム(3723) 12,100株

    ※上記は10月8日午前0時21分更新時点の確認値です。夜間セッション終了時点の最終出来高ではありません。

    売買代金については、同一条件で比較できる確定ランキングを確認できなかったため、推測値は掲載していません。

    夜間PTSは午前6時まで取引されます。

    午前0時21分以降の価格・出来高の変化については、確認できた数値がないため補完していません。

    ⑦ 今日の注目ポイント

    寄付き戦略:70,000円の攻防

    今日10月8日の最大の焦点は、日経平均70,000円を維持できるかです。

    前日終値は70,035.71円。

    70,000円との差はわずか35.71円です。

    さらに、7日の米国市場では主要3指数が下落しました。

    寄付きで70,000円を割り込む場合には、下落後に買い戻しが入るか、それとも売りが継続するかを確認します。

    反対に70,000円を維持できた場合は、半導体主力株の反発と市場全体の値上がり銘柄数が重要になります。

    重要ポイント① 半導体株の売りが一巡するか

    10月7日は国内半導体関連株に利益確定売りが広がりました。

    米国市場でも半導体関連株が下落しています。

    東京エレクトロン(8035)、アドバンテスト(6857)、ディスコ(6146)などの寄付き後の値動きを確認します。

    日経平均が反発しても、半導体株が弱いままであれば上値は重くなる可能性があります。

    重要ポイント② 市場全体の需給改善

    10月7日は東証33業種中25業種が下落。

    プライム、スタンダード、グロースのすべてで値下がり銘柄が優勢となりました。

    今日は指数の上昇率だけでなく、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を上回る市場が増えるかを確認します。

    指数だけの反発と、市場全体の反発は分けて評価する必要があります。

    重要ポイント③ 決算銘柄への資金流入

    10月7日引け後には、好決算や業績修正を発表した企業が複数ありました。

    日本ファルコム(3723)は業績上方修正と増配。

    三協立山(5932)は第1四半期の黒字転換。

    ツルハホールディングス(3391)は上期大幅増益。

    一方、わらべや日洋ホールディングス(2918)は通期業績予想を下方修正しました。

    今日の寄付きでは、決算内容に対する評価がどの程度株価に織り込まれるかを確認します。

    重要ポイント④ サイバーセキュリティ関連

    10月7日はサイバーセキュリティ関連が市場全体の下落に逆行して上昇しました。

    夜間PTSでも関連銘柄への買いが確認されています。

    ただし、短期間で大幅上昇した銘柄も多く、急騰後の利益確定売りには注意が必要です。

    テーマ全体に資金が残るか、特定銘柄だけの上昇に変化するかが監視ポイントです。

    重要ポイント⑤ 米国金利と為替

    10月7日の米国市場では、長期金利の上昇が株価の重しとなりました。

    FOMC議事要旨でも金融政策を巡る見方の違いが確認されています。

    ドル円は10月8日午前2時時点で158.03円。

    今日の東京市場では、為替が158円台を維持するか、米国金利上昇への警戒が続くかを確認します。

    今日のリスク

    最大のリスクは、日経平均70,000円割れをきっかけに利益確定売りが再び強まることです。

    前日は市場全体で値下がり銘柄が優勢となり、米国市場も下落しました。

    一方、引け後の好決算銘柄やサイバーセキュリティ関連には個別材料があります。

    今日の相場では、指数全体の下落と個別材料株の上昇が同時に起こる可能性があります。

    70,000円の維持、半導体株の反発、市場全体の値上がり銘柄数、決算銘柄への資金流入を中心に確認します。

    編集部コメント

    昨日の日経平均は648円安の70,035.71円となりました。

    前日までの急上昇に対する利益確定売りが広がり、東証33業種では25業種が下落。

    プライム・スタンダード・グロースのすべてで値下がり銘柄が優勢となり、市場全体の需給が悪化しました。

    さらに昨夜の米国市場も主要3指数が下落しています。

    今日の日本株は、70,000円を維持できるかどうかが重要な局面です。

    ただし、相場全体が弱いからといって、すべての銘柄が同じ方向へ動くわけではありません。

    昨日はサイバーセキュリティ関連に短期資金が集中し、引け後には好決算や業績上方修正も発表されました。

    日本ファルコム(3723)や三協立山(5932)など、企業業績を材料とする銘柄への資金流入も注目されます。

    今日確認したいのは、単に日経平均が上がるか下がるかではありません。

    「7万円の攻防」「半導体株の需給」「市場全体の値上がり銘柄数」「決算銘柄への資金循環」の4点です。

    指数の動きと個別銘柄の動きを分けて確認することで、市場の変化をより正確に把握できます。

    本記事は情報提供を目的としたものであり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。