タグ: 為替

  • さっと読める株ニュース【朝版】2026年9月29日

    ① 市場ダッシュボード

    9月28日の東京株式市場は、日経平均が朝方に67,034.74円まで上昇したものの、その後は利益確定売りが優勢となり、終値は65,877.62円、前営業日比-486.58円(-0.73%)。6営業日ぶりの反落となり、安値引けでした。

    TOPIXも4,112.00、-0.40%。東証33業種では上昇が4業種にとどまり、29業種が下落しています。

    指標 最新確認値 状況

    日経平均 65,877.62円 -486.58円(-0.73%)
    TOPIX 4,112.00 -0.40%
    ドル円 157.27~157.28円 9/29 3:00時点
    VIX 16.02 +7.73%
    プライム 値上がり463/値下がり1,038 売り優勢
    スタンダード 値上がり657/値下がり732 売り優勢
    グロース 値上がり243/値下がり313 売り優勢

    プライム市場は1,547銘柄中、値上がり463銘柄、値下がり1,038銘柄。スタンダード、グロースも値下がり銘柄が上回っており、28日は3市場すべてで市場の地合いが悪化しました。

    ドル円は28日のNY市場で156円85銭から157円60銭までドル高・円安方向へ動き、日本時間29日3時時点では157円27~28銭。VIXは前週末14.87から16.02へ上昇しています。

    市場ムード:警戒感上昇。

    日本株の連騰が止まり、米国株も28日は原油高と米金利上昇を背景に反落しました。今日は9月末配当などの権利落ち日でもあるため、指数の前日比だけで相場の強弱を判断しないことが重要です。

    —

    ② 前日のマーケット異変速報

    28日の最大の異変は、朝の67,000円突破から安値引けまで一気に流れが変わったことです。

    日経平均は朝方に前営業日比670円高の67,034.74円まで上昇しましたが、その後は利益確定売りが増加。終値は65,877.62円となり、日中高値から1,157円下落しました。

    市場の中身も悪化しています。

    プライム:値上がり463/値下がり1,038
    スタンダード:値上がり657/値下がり732
    グロース:値上がり243/値下がり313

    と、3市場すべてで値下がり銘柄が優勢でした。

    一方、国内金利の先高観を背景に銀行・保険株には資金が残りました。33業種で上昇したのは保険、銀行、電気・ガスなど4業種だけです。

    異変監視銘柄

    固定監視基準の「IRなしで株価±10%以上、または出来高10%以上増」に該当する値動きとして、28日は出来高急増銘柄が多数確認されました。

    タカショー(7590)は14時30分時点で直近5日平均比の出来高変化率が約+385%、ホクシン(7897)も約+385%。ホクシンは終値136円、前日比**+25.93%**まで上昇しました。

    短期資金が大型AI株だけでなく、小型材料株へ移動している点も監視対象です。

    —

    ③ 前日の重要ニュース

    1.日経平均67,000円突破後に急失速

    28日の日経平均は一時67,034.74円まで上昇しました。

    しかし、前週まで5営業日続伸していた反動と短期的な過熱感から利益確定売りが優勢となり、最終的には486円安の65,877.62円で終了しました。

    関連銘柄:
    アドバンテスト(6857)
    東京エレクトロン(8035)
    イビデン(4062)
    キオクシアホールディングス(285A)
    ソフトバンクグループ(9984)

    特にイビデン(4062)などが日経平均の下押し要因となりました。

    2.米国株も反落、原油高と金利上昇が重荷

    28日の米国株式市場は主要3指数がそろって反落しました。

    NYダウ:51,556.09(-0.53%)
    S&P500:7,695.63(-0.62%)
    NASDAQ:26,879.83(-0.70%)

    米国とイランを巡る不透明感から原油価格が上昇し、米国債利回りも上昇。株式市場の重荷となりました。

    今日は日本のAI・半導体株にとっても、米ハイテク株安と金利上昇が逆風になります。

    3.国内では銀行・保険への資金が継続

    28日は33業種中29業種が下落するなか、**保険業+0.95%、銀行業+0.83%**と金融株が逆行高となりました。

    国内金利の先高観が背景にあり、AI・半導体から金融株への資金循環が継続しています。

    関連銘柄:
    三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)
    三井住友フィナンシャルグループ(8316)
    みずほフィナンシャルグループ(8411)
    第一生命ホールディングス(8750)

    —

    ④ 注目テーマ(資金循環)

    銀行・保険

    現在最も明確に逆行して資金が残っているテーマです。

    28日は33業種中29業種が下落する全面安に近い状態でも、銀行・保険は上昇しました。国内金利上昇が収益改善材料として意識されています。

    AI・半導体

    これまでの主役ですが、28日は利益確定売りが目立ち始めました。

    さらに昨晩の米国市場も原油高・金利上昇を背景にNASDAQが下落しているため、今日はテーマ全体を一括して見るのではなく、個別銘柄の強弱を見る局面です。

    今週は米半導体大手マイクロン・テクノロジーの決算も予定されており、メモリー・AI半導体関連の次の方向を確認する重要イベントになります。

    小型材料株

    大型株が高値圏で伸び悩む一方、小型株では大きな値動きが発生しています。

    ホクシン(7897)は+25.93%、akippa(627A)は+24.43%など、20%を超える上昇銘柄も複数確認されました。

    短期資金が大型AI株から個別材料株へ分散している可能性を確認します。

    —

    ⑤ 注目銘柄

    アドバンテスト(6857)

    AI・半導体相場の方向を見る代表銘柄。

    28日は朝方の日本株上昇を支えましたが、その後は市場全体が失速。昨晩のNASDAQも下落したため、今日は寄り付き後に押し目買いが入るかを確認します。

    監視点:AI・半導体への資金が残っているか

    イビデン(4062)

    28日の日経平均下落への寄与が大きかった銘柄です。

    前週まで大きく上昇していただけに、利益確定売りが一時的なのか、AI半導体周辺株からの資金流出へ変化するのかを確認します。

    キオクシアホールディングス(285A)

    28日は売りが優勢となった一方、17時30分時点のPTSでは**17,897円、東証終値比+0.7%**と日経平均採用銘柄の中では上昇側に入りました。

    マイクロン決算を控え、メモリー関連の資金動向を見るうえでも重要です。

    三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)

    全面安のなかでも銀行業は+0.83%。

    AI・半導体から銀行への資金循環が継続するかを見る代表銘柄です。

    ソフトバンクグループ(9984)

    28日朝には日経平均の上昇寄与度トップとなる場面がありました。

    AI関連への資金が高値圏でも継続するのか、それとも利益確定優勢へ変わるのかを確認します。

    —

    ⑥ 夜間PTS異変

    9月28日のPTSナイトタイムでは、17時30分時点で371銘柄の売買が成立し、上昇64銘柄、下落288銘柄と売りが大きく優勢でした。

    日経平均構成銘柄も上昇9銘柄、下落74銘柄でした。

    ただし29日は9月末配当などの権利落ち日です。PTSの東証終値比には権利落ちの影響を含む銘柄があるため、下落率をそのまま実質的な売り圧力とは判断できません。

    上昇率異変

    アクセル(6730)
    1,526円、東証終値比**+24.5%**

    日本フエルト(3512)
    1,250円、+22.7%

    Orchestra Holdings(6533)
    1,780円、+16.5%

    ハピネット(7552)
    4,975円、+16.0%

    パーソルホールディングス(2181)
    336.1円、+15.9%

    下落率異変

    コニカミノルタ(4902)
    555円、-16.4%

    ネクソン(3659)
    2,603円、-15.2%

    コナカ(7494)
    204円、-15.0%

    マリオン(3494)
    410円、-11.4%

    エアトリ(6191)
    1,290円、-10.4%

    なお、アクセル(6730)は28日の現物市場で出来高が前日比**+15.01%**となっており、現物市場からPTSにかけて売買が活発化しています。

    夜間PTSの売買代金・出来高については、記事作成時点で同一基準の確実なランキングを確認できなかったため、推測値は掲載しません。

    —

    ⑦ 今日の注目ポイント

    寄付き戦略:権利落ちを考慮して指数を見る

    今日は9月末配当などの権利落ち日です。

    そのため、日経平均やTOPIXが前日終値を下回って始まっても、下落幅のすべてを市場心理の悪化と判断することはできません。

    まずは権利落ちの機械的な下押しと、実際の売りを分けて見る必要があります。

    重要ポイント① 65,000円台を維持できるか

    昨日の日経平均は67,034円から65,877円まで急失速しました。

    今日は権利落ちの影響を受けながらも、実質ベースで65,000円台を維持できるかを確認します。

    重要ポイント② 銀行・保険の逆行高が続くか

    28日は33業種中29業種が下落しても、銀行・保険には買いが残りました。

    権利取り要因が剥落した今日も金融株が強ければ、単なる配当取りではなく金利上昇を背景とした資金循環が続いている可能性があります。

    重要ポイント③ AI・半導体の押し目反応

    昨晩の米国株はNASDAQが-0.70%。

    原油価格と米国債利回りの上昇がハイテク株の重荷になっています。

    アドバンテスト(6857)、東京エレクトロン(8035)、イビデン(4062)、キオクシアホールディングス(285A)が寄り付き後に戻せるかを確認します。

    リスク

    最大の外部リスクは中東情勢→原油高→インフレ懸念→金利上昇の流れです。

    28日の米国市場も、この組み合わせで主要3指数が反落しました。VIXも14.87から16.02へ上昇しています。

    一方、米国とイランを巡る交渉の進展が伝われば原油・金利・株価が短時間で反応する可能性があり、ニュースによる値動きには注意が必要です。

    —

    ⑧ 編集部コメント

    昨日は日経平均が一時67,000円を突破しましたが、最終的には65,877円まで下落しました。

    重要なのは486円安という数字だけではありません。

    プライム、スタンダード、グロースの3市場すべてで値下がり銘柄が値上がり銘柄を上回り、VIXも上昇。さらに昨晩の米国株も反落しています。

    一方で、銀行・保険には資金が残っており、相場全体から資金が一斉に抜けているわけではありません。

    今日は権利落ち日です。

    指数の見た目の下落だけで判断せず、権利落ちを除いた実質的な強さ、AI・半導体の押し目反応、銀行・保険への資金継続、そして値上がり・値下がり銘柄数を合わせて確認する一日になります。

  • さっと読める株ニュース【夜版】2026年9月28日

    ① 市場ダッシュボード

    28日の東京市場は、前週末の米国株高を受けて買いが先行しました。

    日経平均は66,505.94円で始まり、一時67,034.74円まで上昇。ところが、前週までの急ピッチな上昇を受けた利益確定売りに押され、前場にはマイナスへ転じました。前引けは66,333.53円でした。

    最終的には**66,370.08円、前営業日比+5.88円(+0.01%)**と、わずかながら6営業日続伸で終了しました。高値からは約665円押し戻されており、66,000円台では売り買いが拮抗しています。

    指標 9月28日

    日経平均 66,370.08円
    前営業日比 +5.88円(+0.01%)
    高値 67,034.74円
    安値 66,165.73円
    TOPIX 4,100ポイント台
    ドル円 157円台
    前週末NYダウ 51,828.62(+0.93%)
    前週末NASDAQ 27,068.72(+0.48%)

    今日は9月末の権利付き最終売買日。配当取りや配当再投資を意識した需給が下支えする一方、日経平均が前週だけで約2,900円上昇していたことから利益確定売りも出やすい一日でした。

    市場ムード:底堅いが、高値追いには慎重。

    —

    ② 今日の重要ニュース

    日経平均、一時67,000円突破も上げ幅を消す

    今日最大のポイントは、日経平均が朝方に67,034.74円まで上昇したものの、その水準を維持できなかったことです。

    前週末の米国市場ではNYダウが478.64ドル高、NASDAQが129.35ポイント高。原油安と米長期金利低下が株価を支えました。

    この流れを受けて東京市場も買い先行となりましたが、日経平均は前週まで5日続伸。短期間で大きく上昇していたため、67,000円台では利益確定売りが強まりました。

    明日以降は67,000円を再び突破できるかが最初の節目になります。

    AI・半導体は銘柄間で明暗

    朝方はアドバンテスト(6857)、ソフトバンクグループ(9984)、ディスコ(6146)などAI・半導体関連が上昇しました。

    しかし、その後は利益確定売りも強まりました。

    特にキオクシアホールディングス(285A)は**53,340円、前日比-2,440円(-4.37%)**まで下落しています。

    これまでの「AI・半導体なら一斉に買われる」という動きから、銘柄選別が強まってきた点には注意が必要です。

    金融株への資金流入は継続

    前場では保険業が33業種の上昇率トップとなり、銀行・保険など金利上昇メリット株への買いが続きました。

    前場時点では33業種中14業種上昇、19業種下落。東証プライムも値上がり651銘柄に対し値下がり819銘柄でした。

    日経平均だけを見ると横ばいですが、資金はAI・半導体一辺倒ではなく、金融など別セクターへ移動していることが分かります。

    —

    ③ 注目銘柄

    アドバンテスト(6857)

    朝方は35,000円前後まで上昇し、米半導体株高を受けて買いが先行しました。

    ただし日経平均が67,000円から失速したため、明日は高値圏で買いが継続するかを確認します。

    需給: 短期資金流入継続
    材料: 米半導体株高
    リスク: 連騰後の利益確定売り

    キオクシアホールディングス(285A)

    53,340円、-4.37%。

    AI・半導体関連が相場の中心にあるなかで大きく下落しました。

    上昇テーマの中でも銘柄間格差が広がっていることを示す動きで、明日の反発力を確認します。

    ソフトバンクグループ(9984)

    前週末は日経平均大幅高のなか逆行安でしたが、今日は朝方から買い戻しが入りました。前場でも日経平均を支える銘柄の一つとなっています。

    AI関連への資金が再び同社へ戻るかがポイントです。

    東京海上HD(8766)

    今日は保険業への資金流入が目立ちました。

    金利上昇メリット株として銀行とともに金融セクターへの資金移動を見る代表銘柄です。前場でも上昇銘柄として挙げられています。

    —

    ④ テーマ代表銘柄

    テーマ 代表銘柄 今日の資金の流れ

    AI・半導体 アドバンテスト(6857) 強弱混在
    メモリー キオクシアHD(285A) 利益確定売り
    AI投資 ソフトバンクG(9984) 買い戻し
    半導体製造装置 ディスコ(6146) 継続監視
    保険 東京海上HD(8766) 資金流入
    銀行 三菱UFJFG(8306)など 継続
    高配当 金融・商社など 権利取り需要

    今日の特徴は、AI・半導体から全面的に資金が抜けたわけではないものの、金融株などへの資金分散が進んだことです。

    今後は「AI・半導体一極集中」ではなく、金利・業績・配当を材料にした循環物色が続くかを確認します。

    —

    ⑤ マーケット異変速報

    33業種騰落率

    本日は大引け時点の33業種全数について、信頼できる同一ソースの最終値を記事作成時点で取得できませんでした。

    数値を推測して33業種表を埋めることはしません。

    確認できた前場時点では、33業種中14業種上昇・19業種下落。上昇率トップは保険業、下落率トップは金属製品でした。

    明日の朝版では確定した業種データを引き継ぎます。

    値上がり・値下がり

    今日の個別株では、材料株への短期資金流入が活発でした。

    一方、キオクシアHD(285A)は**-4.37%、古河電工(5801)は-1.07%、住友電工(5802)は-0.50%**となり、AIインフラ・半導体関連でも利益確定売りが出ています。

    ストップ高・ストップ安

    今日はストップ高11銘柄、ストップ安3銘柄でした。

    主なストップ高では、

    オーケストラHD(6533)
    株主優待拡充と大幅増配が材料。

    HYUGA PRIMARY CARE(7133)
    MBO発表を受け、TOB価格2,110円へのサヤ寄せ。

    Sイノベ(4178)

    などが買われました。

    出来高・売買代金

    権利付き最終売買日という特殊需給もあり、配当取りや配当再投資を意識した売買が発生しました。

    市場では28日の大引けから29日の寄り付きにかけ、配当再投資による先物買い需要が発生するとの見方があります。

    異変監視銘柄

    固定監視基準の株価±10%以上、または出来高10%以上増を意識して、材料株と急変銘柄を監視します。

    特に、

    オーケストラHD(6533)
    HYUGA PRIMARY CARE(7133)
    Sイノベ(4178)
    キオクシアHD(285A)

    を明日も継続監視します。

    —

    ⑥ 米国株ニュース

    前週末25日の米国市場は主要3指数がそろって上昇しました。

    NYダウ:51,828.62(+478.64ドル、+0.93%)
    S&P500:7,743.41(+39.28、+0.51%)
    NASDAQ:27,068.72(+129.35、+0.48%)

    米国とイランの協議進展への期待から原油価格が低下し、米長期金利も下落。株式市場の安心材料となりました。

    NASDAQ100も30,608.13、+0.42%。AI・半導体・ソフトウェア関連への買いが入りました。

    日本株にとっては米ハイテク株の強さが追い風ですが、今日のキオクシアのように、国内では高値警戒から利益確定売りが出始めています。

    今晩の米国市場では、NASDAQと半導体株が高値を維持できるかが明日の日本株にとって重要です。

    —

    ⑦ 明日の注目銘柄

    アドバンテスト(6857)
    米半導体株高を背景に朝方上昇。日経平均67,000円再挑戦の中心銘柄になるか。

    キオクシアHD(285A)
    今日は53,340円、-4.37%。AI・半導体株の利益確定売りが続くか、押し目買いが入るかを確認します。

    ソフトバンクG(9984)
    前週末の逆行安から買い戻し。AI関連への資金回帰を確認する銘柄。

    東京海上HD(8766)
    金融・保険への資金流入が継続するかを見る代表銘柄。

    三菱UFJFG(8306)
    国内金利上昇を背景とした銀行株物色が続くかを確認します。

    —

    ⑧ 明日の注目ポイント

    明日29日は、今日とは大きく条件が変わります。

    今日は9月末の権利付き最終売買日でした。

    そのため明日は権利落ちとなり、配当相当分だけ指数や高配当銘柄が機械的に下押しされる影響があります。

    したがって、明日は日経平均の単純な前日比だけで市場の強弱を判断しないことが重要です。

    確認するポイントは4つです。

    ① 日経平均67,000円への再挑戦

    今日は一時67,034円まで上昇しましたが、維持できませんでした。

    67,000円台で利益確定売りを吸収できるかが次の焦点です。

    ② 権利落ち後の実質的な強さ

    29日は配当落ち分を考慮して市場を見る必要があります。

    指数が下落していても、配当落ち分を差し引けば実質的には強いケースがあります。

    ③ AI・半導体の銘柄選別

    アドバンテストなどが強い一方、キオクシアは-4%超。

    「半導体」というテーマだけで一括して判断するのではなく、個別銘柄ごとの需給を見る必要があります。

    ④ 金融株への資金循環

    銀行・保険株への資金流入が権利取りだけだったのか、金利上昇を背景とした継続的な物色なのかを確認します。

    —

    ⑨ 編集部コメント

    今日は一時67,000円を突破しましたが、終値は66,370円。

    ここで重要なのは、67,000円を付けたことより、67,000円台を維持できなかったことです。

    前週まで日経平均は5日続伸し、約2,900円上昇しました。高値圏では利益確定売りが出るのは自然です。

    一方、売られても66,000円台を維持しており、下値も崩れていません。

    さらにAI・半導体だけではなく、銀行・保険などへの資金循環も続いています。

    明日は権利落ち日です。

    指数の見た目の下落だけに惑わされず、配当落ち分を考慮した実質的な強さ、AI・半導体の選別、金融株への資金継続を確認したいところです。

    —

    PTS・引け後IR

    18時台の夜間PTSでは、主要銘柄の動きは比較的限定的です。

    **キオクシアHD(285A)**は18時台に東証終値比プラス圏で取引されており、日中の-4.37%下落後に小幅な買い戻しが確認できます。

    **古河電工(5801)**は18時37分時点で3,780.9円、東証終値比-0.11%。

    **住友電工(5802)**は18時31分時点で2,185円、東証終値比-0.68%。

    **JT(2914)**は18時41分時点で6,865円、東証終値比+0.22%。

    現時点では大型株PTSに市場全体を動かすような極端な異変は確認できていません。

    引け後IRについては、今夜のPTSで反応が大きくなる銘柄を引き続き確認し、明日の朝版へ引き継ぎます。

     

  • さっと読める株ニュース【朝版】2026年9月28日

    ① 市場ダッシュボード

    前週末25日の東京市場では、日経平均が**66,364.20円、前日比+850.21円(+1.30%)**と5日続伸しました。TOPIXも1.31%上昇し、前日までのAI・半導体集中型から銀行・金融などへ買いが広がりました。

    週末の米国市場も3指数がそろって上昇。特に半導体株が強く、今日の日本市場には追い風となります。

    指標 最新確認値 前日比・状況

    日経平均 66,364.20円 +850.21円(+1.30%)
    TOPIX 4,128.59 +1.31%
    NYダウ 51,828.62 +478.64(+0.93%)
    NASDAQ 27,068.72 +129.34(+0.48%)
    S&P500 7,743.41 +39.28(+0.51%)
    SOX指数 12,668.93 +1.41%
    VIX 14.87 -5.11%
    ドル円 157円台 前週末から円高方向
    CME日経平均先物 66,500円前後 大証終値をやや上回る水準

    米国株はNYダウ+0.93%、S&P500+0.51%、NASDAQ+0.48%。SOX指数は**+1.41%**となり、半導体株の強さが継続しました。

    VIXも14.87まで低下しており、市場の警戒感は前日から後退しています。

    一方、ドル円は前週末に157円台まで円高方向へ振れました。円安を追い風としてきた輸出株には注意材料です。

    市場ムード:強気継続。ただし日経平均5連騰後の過熱と円高には注意

    市場別騰落銘柄数

    25日のプライム市場は値上がり1,118銘柄、値下がり382銘柄と買いが大きく優勢でした。

    前日の「日経平均は上昇しても値下がり銘柄が多い状態」から一転し、TOPIXや幅広い業種にも買いが広がっています。

    —

    ② 前日のマーケット異変速報

    前週末の最大の変化は、日本株・米国株ともに半導体株の強さを維持しながら、相場の裾野が広がったことです。

    25日の日本市場では、

    日経平均 +1.30%
    TOPIX +1.31%
    プライム値上がり 1,118銘柄
    33業種中31業種上昇

    となりました。日経平均だけが上昇していた24日とは相場の内容が明確に改善しています。

    さらに週末の米国市場ではSOX指数が12,668.93、+1.41%。9月18日の11,921.69から約6%上昇しており、AI・半導体への資金流入が続いています。

    ただし、新たな変化もあります。

    ドル円が158円後半から157円台へ円高方向に動いたことです。

    前週末は円安への警戒発言も意識され、ドル円は157円台まで低下しました。

    今朝の異変ポイント

    日経平均は5日続伸

    TOPIXも上昇し相場の裾野が拡大

    米3指数がそろって上昇

    SOX指数 +1.41%

    VIXは14.87まで低下

    ドル円は157円台へ円高

    米10年債利回りは依然5%台

    今日28日は9月中間配当の権利付き最終売買日

    今日はAI・半導体だけでなく、銀行・高配当株への資金流入が続くかが重要になります。

    —

    ③ 前日の重要ニュース

    米国株3指数がそろって反発

    25日の米国市場は、

    NYダウ:51,828.62(+0.93%)
    NASDAQ:27,068.72(+0.48%)
    S&P500:7,743.41(+0.51%)

    で終了しました。

    中東情勢を巡る警戒がやや後退し、原油価格が下落したことで投資家心理が改善。

    S&P500構成銘柄では329銘柄が上昇、172銘柄が下落しており、米国でも買いが比較的広がりました。

    SOX指数+1.41%、半導体株高が継続

    SOX指数は12,668.93、+176.39(+1.41%)。

    9月25日の高値は12,732.78まで上昇しました。

    今日の日本株では、

    アドバンテスト(6857)
    東京エレクトロン(8035)
    キオクシアHD(285A)
    イビデン(4062)

    などへの波及を確認します。

    ただし日経平均はすでに5日続伸しているため、寄り付き直後の上昇だけではなく、高値を維持できるかを見る必要があります。

    今日は9月中間配当の権利付き最終日

    今日は3月期決算企業の9月中間配当などを受け取るための権利付き最終売買日です。

    前週末には銀行・金融など高配当銘柄への資金流入が目立ちました。

    今日も、

    三菱UFJFG(8306)
    三井住友FG(8316)
    みずほFG(8411)

    など銀行株を中心に、配当取りの買いが入るかを確認します。

    —

    ④ 注目テーマ

    AI・半導体

    引き続き最重要テーマです。

    SOX指数が+1.41%となったため、米国市場からの外部環境は追い風です。

    ただし日経平均5連騰後だけに、今日は「上昇するか」よりも高値圏で買いが継続するかがポイントです。

    銀行・高配当

    前週末の新しい資金流入先。

    25日は銀行業が東証33業種で上昇率トップとなりました。

    今日は権利付き最終日でもあり、半導体と銀行が同時に強ければTOPIXを含めた市場全体を支えやすくなります。

    AIインフラ

    半導体から周辺分野への資金拡大も継続監視。

    フジクラ(5803)
    古河電工(5801)
    イビデン(4062)

    など、データセンター・AIインフラ関連への資金が残るかを確認します。

    —

    ⑤ 注目銘柄

    東京エレクトロン(8035)

    25日は56,520円まで上昇し、日経平均を大きく押し上げました。

    週末のSOX指数も+1.41%となっているため、今日も半導体製造装置株の中心として監視します。

    監視ポイント:56,000円台を維持できるか

    アドバンテスト(6857)

    25日終値は34,000円。

    AI・半導体相場を判断する代表銘柄です。

    米半導体株高は追い風ですが、連日の上昇で短期的な利益確定売りには注意します。

    監視ポイント:34,000円台で売りを吸収できるか

    三菱UFJFG(8306)

    今日の重要テーマである銀行株の代表銘柄。

    前週末は銀行業が大幅上昇しました。

    権利付き最終日の配当取りに加えて、国内金利上昇による利ざや改善期待もあり、今日も銀行株への資金流入が続くかを確認します。

    北海道電力(9509)

    25日引け後の注目IR銘柄です。

    2027年3月期の連結経常利益予想を300億円から460億円へ53.3%上方修正しました。

    監視ポイント:上方修正を市場がどこまで評価するか

    モリテック スチール(5986)

    25日引け後に業績予想を上方修正。

    上期最終利益を3.3億円から8.4億円へ2.5倍に上方修正し、9期ぶりの上期最高益を見込んでいます。通期最終利益も5億円から10.1億円へ引き上げました。

    夜間PTSでは17時30分時点で**333円、東証終値比+26.6%**と急騰しました。

    今日の寄り付きで最も反応が大きくなる可能性があるIR銘柄の一つです。

    —

    ⑥ 夜間PTS異変

    25日のPTSデイタイムでは、東証終了後に売買が成立した2,620銘柄のうち、上昇1,038銘柄、下落1,463銘柄でした。

    一方、17時30分時点のナイトセッションでは224銘柄が成立し、上昇113銘柄、下落89銘柄と買い優勢へ変化しました。日経平均構成銘柄も値上がり33、値下がり14でした。

    上昇率異変

    モリテック スチール(5986)
    PTS 333円
    東証終値比 +70円(+26.6%)

    上期・通期業績の上方修正が材料です。

    サイプレスHD(428A)

    26年8月期の最終利益予想を5.2億円から7.8億円へ51%上方修正。夜間PTSは1,725円、東証終値比**+6.61%**まで上昇しました。

    IR異変

    北海道電力(9509)
    今期経常利益予想を300億円→460億円へ53%上方修正。

    テイツー(7610)
    今期経常利益予想を16億円→20億円へ25%上方修正。トレーディングカード、中古商材の販売好調が要因で、4期ぶりの最高益更新を見込みます。

    今日は大型半導体株だけでなく、好業績IR+PTS急騰銘柄への短期資金にも注目です。

    —

    ⑦ 今日の注目ポイント

    今日9月28日は、**「日経平均6万6000円台を維持しながら、相場の広がりを保てるか」**が最大のポイントです。

    ① 半導体株の上昇継続

    週末のSOX指数は+1.41%。

    アドバンテスト、東京エレクトロン、キオクシアHDなどには追い風です。

    ただし日経平均はすでに5日続伸しているため、寄り付き後の利益確定売りには注意します。

    ② TOPIXも強さを維持できるか

    25日は日経平均+1.30%に対してTOPIXも+1.31%。

    プライム市場でも1,118銘柄が上昇し、相場の中身が改善しました。

    今日もTOPIXが上昇し、値上がり銘柄数が多ければ、一部の半導体株だけではない上昇相場を確認できます。

    ③ 銀行・高配当株

    今日は9月中間配当の権利付き最終日。

    三菱UFJFG、三井住友FG、みずほFGなど、前週末に強かった銀行株への資金流入を確認します。

    ④ 円高157円台

    ドル円は前週末の158円台から157円台へ円高方向に動きました。

    急速な円安への警戒は後退しますが、自動車など輸出株には前週末よりやや逆風になります。

    ⑤ 好業績IR銘柄

    今日は大型株だけでなく、

    モリテック スチール(5986)
    北海道電力(9509)
    サイプレスHD(428A)
    テイツー(7610)

    など、週末に業績上方修正を発表した銘柄への資金流入にも注目です。

    今日の焦点は「AI・半導体+銀行・高配当」の二本柱が維持されるか。

    日経平均の上げ幅だけでなく、TOPIX、騰落銘柄数、銀行株、半導体株、そして好業績IR銘柄への資金の広がりを確認したい一日です。