さっと読める株ニュース【朝版】2026年9月25日

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① 市場ダッシュボード

昨日24日の東京市場では、日経平均が前営業日比495.04円高の65,513.99円(+0.76%)と4日続伸しました。一時66,249.11円まで上昇したものの、後場は金利上昇への警戒などから伸び悩みました。

指標 最新確認値 状況

日経平均 65,513.99円 +495.04円(+0.76%)
TOPIX 4,075ポイント台 前営業日比マイナス
グロース250 808.19 小幅安
CME日経平均先物 65,630円 日本時間4:15時点
ドル円 158.82円 NY終盤
米10年債利回り 5.179% 日本時間4:15時点
WTI原油 95.27ドル 日本時間4:15時点

CME日経平均先物は日本時間25日4時15分時点で65,630円。大阪取引所終値比+170円と、今朝は大きなギャップを示す状況ではありません。

ドル円は一時158.98円まで円安が進み、NY終盤でも158.82円。FRB当局者のタカ派発言と米国債利回り上昇がドル買いにつながっています。

市場ムード:方向感は中立。AI・半導体の強さと金利上昇が綱引き

市場別騰落銘柄数

昨日のプライム市場は値上がり672銘柄、値下がり834銘柄。

日経平均は495円上昇したものの、値下がり銘柄の方が多く、指数上昇と市場全体の温度差が目立ちました。昨日の日経平均高はアドバンテスト、イビデンなど一部AI・半導体関連株の寄与が大きい相場でした。

スタンダード・グロースの正確な市場別騰落銘柄数は今回の取得データで確認できなかったため、推測値は掲載しません。


② 前日のマーケット異変速報

昨日の最大の異変は、日経平均が+495円だったにもかかわらず、TOPIXが下落し、プライム市場では値下がり銘柄が値上がり銘柄を上回ったことです。

つまり、日本株全体への資金流入というより、

AI・半導体関連の一部大型株への資金集中

という色が強い相場でした。

そして今朝は、新たな注意材料として米国金利と原油価格の上昇が加わっています。

日本時間25日4時15分時点で米10年債利回りは5.179%、30年債利回りは5.471%。WTI原油も95ドル台まで上昇しました。

FRB当局者から追加利上げの可能性を示す発言が相次ぎ、CME FedWatchでは10月FOMCで少なくとも0.25%の追加利上げを行う確率が68.6%まで上昇しています。

今朝の異変ポイント

日経平均は4日続伸

ただしTOPIXは下落

プライム市場は値下がり銘柄優勢

米10年債利回りは5.1%台

ドル円は一時158.98円

WTI原油は95ドル台

CME日経平均先物は65,600円台

今日は「指数が上がるか」だけでなく、昨日のAI・半導体集中相場が続くのか、それとも資金が他業種へ広がるのかが重要です。


③ 重要ニュース

米国株は安値から持ち直す

24日の米国市場では、中東情勢への警戒から原油と米国債利回りが上昇し、序盤は株式市場の重荷となりました。

その後、米国とイランがホルムズ海峡の開放などを含む段階的な戦闘終結への道筋を模索しているとの報道を受け、S&P500とNASDAQは取引時間中の安値から持ち直しました。S&P500はほぼ横ばいで終了しています。

日本時間4時15分時点でも、ダウは-0.34%、NASDAQは-0.07%まで下げ幅を縮めていました。

日本株にとっては、米国株が大幅安を回避したことは安心材料です。

ドル円が158円後半へ

ドル円は一時158.98円。

FRB当局者のタカ派発言、米国債利回り上昇、追加利上げ観測を背景にドル高・円安が進みました。

自動車など輸出企業には追い風ですが、159円近辺まで円安が進んでいるため、為替介入への警戒も必要です。

引け後IRでカバー・古河電工に材料

昨日の引け後IRでは、今日の寄り付きで反応が期待される材料が出ています。

カバー(5253)は2027年3月期上期の経常利益予想を19.3億円から34億円へ76.2%上方修正。従来の減益予想から一転して27.2%増益となり、2期ぶりの上期最高益を見込んでいます。新規スマートフォンゲームなどの好調が寄与しました。

古河電気工業(5801)は上期最終利益予想を425億円から580億円へ36.5%上方修正。前年同期比4.5倍の見通しです。

今日はこの2銘柄の寄り付きが重要です。


④ 注目銘柄

カバー(5253)

今日の最重要IR銘柄。

上期経常利益予想を76.2%上方修正し、2期ぶりの上期最高益を見込む内容です。

昨日のPTSデイタイムでは東証終値1,615円に対して1,770円、+9.6%まで上昇していました。

監視ポイント:寄り付き後もIR評価の買いが継続するか

古河電気工業(5801)

上期最終利益を36.5%上方修正。

AI・データセンター関連として資金が入りやすいテーマに加え、業績上方修正という個別材料が加わりました。

監視ポイント:昨日までのAIインフラ物色とIR材料が重なるか

アドバンテスト(6857)

昨日の日経平均上昇を大きくけん引した代表銘柄。

今日は米金利上昇が逆風となる一方、米国株が安値から戻しているため、高値圏での売買が焦点です。

監視ポイント:昨日の急上昇後も資金が残るか

イビデン(4062)

昨日はAI半導体向けパッケージ基板への期待から+14%超の急騰。

急騰翌日のため、今日は利益確定売りを吸収できるかが重要です。

監視ポイント:寄り付き後の出来高と高値維持


⑤ テーマ代表銘柄

テーマ 代表銘柄 資金の流れ

AI・半導体 アドバンテスト(6857) 強い・過熱注意
半導体基板 イビデン(4062) 強い・急騰後
半導体製造装置 東京エレクトロン(8035) 継続監視
AIインフラ 古河電工(5801)、フジクラ(5803) IR・業績材料に注目
VTuber・IP カバー(5253) 上方修正で注目
自動車・輸出 トヨタ(7203) 円安158円台が追い風

昨日はAI・半導体への資金集中が鮮明でした。

今日はそこにカバーの業績上方修正、古河電工の上方修正、ドル円158円台という個別・為替材料が加わります。

半導体一辺倒から、AIインフラ・コンテンツ・輸出株などへ資金が広がるかを確認したいところです。


⑥ 米国市場振り返り

24日の米国株は、中東情勢・原油・金利に振られる展開でした。

序盤は原油価格と米国債利回りの上昇が嫌気され、主要指数は下落。

しかし、米国とイランの協議進展への期待が伝わると、S&P500とNASDAQは安値から持ち直しました。

一方、金利上昇は続いています。

FRB当局者から追加利上げの必要性を示す発言が相次ぎ、米10年債利回りは約20年ぶりの高水準圏、30年債利回りも2004年以来の高水準となっています。

つまり現在の米国市場は、

AI投資期待 → 株価にはプラス
米金利上昇 → 高PER株にはマイナス
中東協議進展 → リスクオン材料
原油高 → インフレ・金利にはマイナス

という複数の材料が綱引きしています。

日本株でも今日は「AIだから買われる」という単純な相場より、業績を伴った銘柄へ資金が移るかが重要になります。


⑦ 今日の注目ポイント

今日9月25日は、昨日の日経平均上昇の中身が改善するかを最優先で確認します。

① 日経平均65,500円台を維持できるか

昨日終値は65,513.99円。

今朝4時15分時点のCME日経平均先物は65,630円で、大きなギャップアップ・ギャップダウンを示していません。

寄り付き後に65,500円台を維持できるかが最初のポイントです。

② TOPIXと騰落銘柄数が改善するか

昨日は日経平均が+495円でも、TOPIXは下落し、プライム市場では値下がり銘柄が優勢でした。

今日、TOPIXも上昇して値上がり銘柄数が増えれば、AI・半導体以外へ資金が広がったことを確認できます。

③ カバー・古河電工のIR反応

カバーは上期経常を76.2%上方修正、古河電工は上期最終利益を36.5%上方修正しました。

今日の個別株では重要な材料です。

④ ドル円159円接近

ドル円は一時158.98円まで円安が進行しました。

輸出株にはプラスですが、159円台では為替介入への警戒が一段と強まりやすいため注意が必要です。

今日の焦点は「日経平均が上がるか」ではなく、「昨日のAI・半導体集中相場から資金の裾野が広がるか」です。

TOPIX、騰落銘柄数、カバー・古河電工など好材料銘柄への資金流入を合わせて確認したい一日です。


PTS・IRチェック

9月24日のPTSデイタイムでは、東証終了後に売買が成立した2,620銘柄のうち、上昇1,485銘柄、下落1,036銘柄と買い優勢でした。値上がり率トップはカバー(5253)の+9.6%でした。

ナイトタイム17時30分時点では168銘柄が成立し、上昇68銘柄、下落77銘柄。値上がり率上位にはミンカブ(4436)+21.1%、ジィ・シィ企画(4073)+11.3%が入っています。

引け後IRでは、カバー(5253)と古河電工(5801)を最優先で監視します。

 

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