① 市場ダッシュボード
連休明け24日の東京市場は、日経平均が4日続伸しました。
日経平均は前営業日比495.04円高の65,513.99円(+0.76%)。朝方は連休中の米AI・半導体株高を受けて買いが強まり、一時66,249.11円まで上昇しました。
ただし後場は国内長期金利の上昇などが重荷となり、上げ幅を縮小しています。
指標 終値 前営業日比
日経平均 65,513.99円 +495.04円(+0.76%)
TOPIX 4,075ポイント台 約-15ポイント
グロース250 808.19 -0.79
日経平均高値 66,249.11円 一時+1,200円超
TOPIXは日経平均とは逆に下落。グロース250も808.19と小幅安でした。
東証プライム市場は値上がり672銘柄、値下がり834銘柄。日経平均は約500円上昇しましたが、市場全体では値下がり銘柄の方が多い一日でした。
市場ムード:指数は強いが、内容はAI・半導体への集中型
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② 今日の重要ニュース
AI・半導体株が日経平均をけん引
今日の最大の特徴は、連休中に上昇した米国AI・半導体株の流れを日本株が一気に織り込んだことです。
日経平均へのプラス寄与は、
アドバンテスト(6857) 約+244円
イビデン(4062) 約+191円
東京エレクトロン(8035) 約+81円
TDK(6762) 約+55円
ソフトバンクグループ(9984) 約+30円
となりました。
特にアドバンテストとイビデンの2銘柄だけで、日経平均を約434円押し上げています。
日経平均の上昇幅が495円だったことを考えると、今日の指数上昇が一部のAI・半導体株に大きく依存していたことが分かります。
イビデンが14%超上昇
イビデン(4062)は22,405円、+14.57%。
エヌビディア向けの最先端ICパッケージ基板増産を巡る報道が材料視されました。
AI半導体そのものだけではなく、半導体基板・製造装置・電子部品へ資金が広がったことが今日の特徴です。
国内金利上昇で後場失速
日経平均は午前中に66,249円まで上昇しましたが、終値は65,513円。
高値から約735円押し戻されました。
国内長期金利の上昇や追加利上げへの警戒が重荷となり、銀行・保険・商社などには売りが目立ちました。
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③ 注目銘柄
アドバンテスト(6857)
今日の日経平均上昇を最も強くけん引。
日経平均を約244円押し上げました。
チャート上では連休中の米半導体株高を一気に織り込む形となっており、明日は今日の上昇分を維持できるかが焦点です。
明日の監視:高値圏で利益確定売りを吸収できるか
イビデン(4062)
22,405円、+14.57%。
今日のプライム市場でも突出した上昇となりました。
AI半導体向けパッケージ基板への期待が材料。
急騰後だけに、明日は出来高を伴って高値を維持するかを確認します。
ソシオネクスト(6526)
2,300円、+15.00%。
東証プライム市場の値上がり率上位。貸株の買い戻しも上昇を加速させたと報じられています。
AI・半導体関連への資金流入が大型株だけでなく周辺銘柄まで広がった象徴的な銘柄です。
リクルートHD(6098)
16,000円、-7.78%。
日経平均を約136円押し下げ、今日最大のマイナス寄与となりました。
指数全体では上昇していても、銘柄間の強弱が非常に大きい相場となっています。
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④ テーマ代表銘柄
テーマ 代表銘柄 今日の資金の流れ
AI・半導体 アドバンテスト(6857) 強い
半導体基板 イビデン(4062) 非常に強い
半導体設計 ソシオネクスト(6526) 非常に強い
半導体製造装置 東京エレクトロン(8035) 強い
AI投資 ソフトバンクG(9984) 強い
半導体周辺 ウシオ電機(6925) 強い
自動運転 フィーチャ(4052) 短期資金流入
今日の資金の中心は明確にAI・半導体でした。
ただしTOPIXが下落し、プライム市場も値下がり銘柄優勢だったため、全面的なリスクオン相場とは言いにくい状態です。
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⑤ マーケット異変速報
東証33業種騰落率
今日は12業種上昇、21業種下落でした。
業種 騰落率
ゴム製品 +1.74%
精密機器 +1.73%
電気機器 +1.67%
ガラス・土石製品 +1.50%
機械 +1.34%
化学 +1.15%
金属製品 +0.99%
空運業 +0.84%
非鉄金属 +0.71%
不動産業 +0.37%
繊維製品 +0.36%
倉庫・運輸関連 +0.13%
食料品 -0.10%
建設業 -0.33%
小売業 -0.35%
情報・通信業 -0.38%
石油・石炭製品 -0.38%
パルプ・紙 -0.38%
水産・農林業 -0.48%
その他製品 -0.49%
陸運業 -0.70%
その他金融業 -0.79%
輸送用機器 -0.88%
医薬品 -1.18%
鉄鋼 -1.38%
銀行業 -1.66%
証券・商品先物 -1.73%
卸売業 -2.00%
鉱業 -2.21%
海運業 -2.45%
保険業 -2.89%
電気・ガス業 -3.33%
サービス業 -4.61%
上位には半導体・電子部品との関連が強い電気機器、精密機器、機械などが入りました。
一方、サービス業は**-4.61%**と突出して下落しています。
値上がり率上位
akippa(627A) +28.9%
Sクリプトエ(5721) +27.8%
大和自動車交通(9082) +21.8%
日本抵抗器製作所(6977) +20.2%
メタプラネット(3350) +18.5%
ジィ・シィ企画(4073) +18.2%
データセクション(3905) +17.2%
TORICO(7138) +16.8%
ミンカブ(4436) +16.7%
ソシオネクスト(6526) +15.0%
値下がり率上位
アドバンスクリエイト(8798) -19.5%
ジェリービーンズグループ(3070) -17.0%
メディシノバ(4875) -16.5%
コパ・コーポレーション(7689) -15.0%
ベビーカレンダー(7363) -13.6%
ビーマップ(4316) -13.2%
ブライトパス(4594) -13.1%
オンコリスバイオファーマ(4588) -11.5%
ラピーヌ(8143) -10.9%
クボテック(7709) -10.0%
ストップ高・ストップ安
今日はストップ高9銘柄、ストップ安1銘柄でした。
ストップ高
iF EGB A(2629)
フィーチャ(4052)
ジィ・シィ企画(4073)
ミンカブ(4436)
農中米債7U(538A)
オーネックス(5987・一時)
オーディオストック(621A・一時)
akippa(627A)
大和自動車交通(9082)
ストップ安
メディシノバ(4875)
異変監視銘柄
今日の最重要異変は、日経平均+495円に対してプライム市場では値下がり834銘柄、値上がり672銘柄だったことです。
指数の上昇と市場全体の動きが一致していません。
特に、
アドバンテスト
イビデン
ソシオネクスト
ウシオ電機
リクルートHD
は、値動きまたは指数寄与の大きさから明日も監視します。
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⑥ 米国株ニュース
連休中の米国市場では、AI・半導体株への資金流入が再び強まりました。
21日はNASDAQが最高値を更新し、SOX指数は4.3%上昇。AMDは約10%上昇して時価総額1兆ドルを突破しました。
この流れが今日の東京市場へ波及し、アドバンテスト、イビデン、東京エレクトロンなどを押し上げています。
一方で米国では金利上昇への警戒も続いており、AI株高だけでなく、今晩の米長期金利とNASDAQの動きも重要です。
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⑦ 明日の注目銘柄
アドバンテスト(6857)
今日の日経平均最大の押し上げ銘柄。急上昇後も買いが継続するか。
イビデン(4062)
+14.57%の急騰。エヌビディア関連材料を翌日も市場が評価するか。
ソシオネクスト(6526)
+15.00%。短期資金が継続するか、利益確定売りに転じるか。
東京エレクトロン(8035)
AI・半導体相場の継続性を判断する代表銘柄。
リクルートHD(6098)
-7.78%。今日の日経平均最大のマイナス寄与銘柄で、売りが続くか反発するかを確認します。
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⑧ 明日の注目ポイント
明日25日の最大のポイントは、AI・半導体だけの相場から資金が広がるかです。
今日は日経平均が+0.76%だった一方、TOPIXは下落。33業種でも上昇は12業種だけで、21業種が下落しました。
つまり、指数だけを見るよりも相場の中身を見る必要があります。
明日は、
① アドバンテスト・イビデンの上昇継続
② TOPIXが反発できるか
③ プライム市場の値上がり銘柄数が増えるか
④ 国内長期金利の上昇が続くか
⑤ 今晩の米国AI・半導体株
を確認します。
日経平均が上昇しても、値下がり銘柄数が再び上回る場合は、AI・半導体への資金集中が続いていると判断できます。
逆にTOPIXも上昇し、値上がり銘柄数が大幅に増えれば、相場の裾野が広がったことになります。
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⑨ 編集部コメント
日経平均は4日続伸しましたが、今日の数字で最も重要なのは**「+495円」だけではありません。**
プライム市場では値下がり834銘柄に対し、値上がりは672銘柄。33業種でも21業種が下落しています。
それでも日経平均が約500円上昇したのは、アドバンテストとイビデンを中心とするAI・半導体株の影響が非常に大きかったためです。
明日は「日経平均が上がるか」だけでなく、AI・半導体以外にも資金が広がるかを確認したいところです。
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PTS・引け後IR
16時30分までのPTSでは、東証取引終了後に売買が成立した2,620銘柄のうち、東証終値比で上昇1,485銘柄、下落1,036銘柄と買い優勢でした。
値上がり率トップはカバー(5253)で+9.6%。
引け後IRでは、古河電気工業(5801)が上期最終利益予想を36%上方修正しており、明日の寄り付きで反応を確認したい材料です。