① 市場ダッシュボード
今日9月24日は、3日間の休場を経て東京株式市場が再開します。
最大のポイントは、連休中に大きく上昇した日経平均先物と、昨晩の米国株下落をどう織り込むかです。
指標 最新確認値 状況
日経平均 65,018.95円 9/18終値
TOPIX 4,091.14 9/18終値
グロース250 808.98 9/18終値
CME日経平均先物 65,935円 日本時間4:11時点
ドル円 158.25円前後 円安進行
NYダウ 51,511.59 -0.68%
NASDAQ 26,936.04 -1.13%
S&P500 7,706.05 -0.75%
CME日経平均先物は日本時間24日4時11分時点で65,935円。大証終値比では+835円となっており、休場前の日経平均65,018.95円を約900円上回る水準です。
一方、米国市場は3指数そろって下落。米10年債利回りの急上昇がハイテク株を中心に重荷となりました。
市場ムード:強弱材料が交錯
連休中に日経平均先物が大きく上昇したため日本株には上方向の余地が残る一方、昨晩のNASDAQ・半導体株下落が上値を抑える可能性があります。
市場別騰落銘柄数
プライム/スタンダード/グロースとも、9月21~23日は東京市場休場のため更新されていません。
今日の市場再開後は、指数だけでなく値上がり・値下がり銘柄数の広がりを確認することが重要です。
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② 前日のマーケット異変速報
昨日から今朝にかけて最も大きく変化したのは、米国長期金利です。
米国の9月総合PMI速報値は58.4と、2021年7月以来の高水準となりました。強い景気指標を受け、追加利上げ観測が強まりました。
米10年債利回りは一時**5.054%**まで上昇し、2007年以来の高水準。10月のFOMCで利上げが行われるとの市場予想も強まりました。
この金利上昇を嫌気して、NASDAQは1.13%安。
さらにSOX指数も1.2%下落し、NVIDIAは1.5%安となりました。
ここ数日続いていた「AI・半導体買い」に、いったんブレーキがかかった形です。
一方で、CME日経平均先物は依然として休場前の日経平均を上回っています。
今朝の異変ポイント
米10年債利回りが2007年以来の高水準
NASDAQが1.13%下落
SOX指数が1.2%下落
ドル円が158円台へ円安
原油価格が反発
それでもCME日経平均先物は65,900円台
今日の日本市場では、連休中に積み上がった先物高と、昨晩の米ハイテク株安の綱引きになります。
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③ 重要ニュース
米長期金利が急上昇、NASDAQ・半導体株が反落
23日の米国市場は、
NYダウ:51,511.59(-0.68%)
NASDAQ:26,936.04(-1.13%)
S&P500:7,706.05(-0.75%)
で終了しました。
最大の売り材料は金利上昇です。
米国の景気指標が予想以上に強く、追加利上げへの警戒が再び強まりました。
特にPERの高いAI・半導体株には金利上昇が逆風となり、SOX指数も1.2%下落しています。
今日の日本株では、アドバンテストや東京エレクトロンなど半導体株が、連休中の上昇分と昨晩の米半導体株安をどの水準で織り込むかが注目されます。
ドル円が158円台へ
ドルは円に対して上昇し、23日の海外市場では158.25円前後まで円安が進みました。
円安は自動車など輸出関連株には追い風です。
一方、急激な円安が続けば為替介入への警戒が強まるため、今日の日本株では為替の値動きも重要になります。
原油が再び上昇
中東情勢を巡る警戒から原油価格も反発しました。
Reutersによると、米原油は1.49%高の91.87ドル、ブレント原油は2.39%高の101.62ドル。
原油高が再び加速すれば、インフレ懸念→金利上昇という流れにつながる可能性があります。
今日の日本株では資源・エネルギー関連への資金流入と、原油高がコスト増になる業種の差にも注目です。
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④ 注目銘柄
アドバンテスト(6857)
今日の最重要監視銘柄の一つです。
連休中は米国AI・半導体株が大きく上昇した一方、昨晩はSOX指数が1.2%下落しました。
そのため寄り付きでは、休場中の半導体株高を織り込んで高く始まった後、利益確定売りが出る可能性もあります。
監視ポイント:寄り付き後も高値を維持できるか
東京エレクトロン(8035)
アドバンテストと同様、米国半導体株の動きを受けやすい銘柄です。
今日は日経平均への寄与度も大きいため、東京エレクトロンとアドバンテストの値動きが日経平均の方向を左右しやすくなります。
監視ポイント:半導体株への買いが継続するか
ソフトバンクグループ(9984)
AI関連への資金流入を見る代表銘柄。
NASDAQは過去2営業日で最高値を更新していましたが、昨晩は1.13%下落しました。
AIテーマが金利上昇に耐えられるかを見るうえでも重要です。
トヨタ自動車(7203)
ドル円が158円台まで円安となっているため、今日は輸出関連株にも注目です。
半導体株だけではなく自動車株にも資金が向かえば、TOPIXを含めた市場全体の上昇につながりやすくなります。
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⑤ テーマ代表銘柄
テーマ 代表銘柄 資金の流れ
AI・半導体 アドバンテスト(6857)、東京エレクトロン(8035) 強いが金利上昇に注意
AI投資 ソフトバンクG(9984) 継続監視
メモリー キオクシアHD(285A) 継続監視
AIインフラ フジクラ(5803) 継続監視
自動車・輸出 トヨタ(7203) 円安が追い風
資源・エネルギー INPEX(1605) 原油反発が材料
これまで相場をけん引してきたAI・半導体一極集中から、自動車や資源株などへ資金が広がるかが今日の重要ポイントです。
米国市場では23日、S&P500の11業種中9業種が下落しており、全体としてはリスクオフ寄りでした。
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⑥ 米国市場振り返り
昨晩の米国株は3指数そろって下落しました。
NYダウ:51,511.59(-0.68%)
NASDAQ:26,936.04(-1.13%)
S&P500:7,706.05(-0.75%)
NASDAQは直前の2営業日で最高値を更新していましたが、金利上昇を受けて反落しました。
米国市場で特に注意したいのが、**「景気が強いことが株価には必ずしもプラスではない」**状況です。
9月の米総合PMI速報値は58.4まで上昇しました。
景気の強さそのものは企業業績にはプラスですが、インフレ圧力が残るなかでは、
強い景気 → 追加利上げ観測 → 米金利上昇 → 高PER株に逆風
という流れが発生します。
AI・半導体株を見る際は、企業材料だけではなく米金利の動きにも注意が必要です。
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⑦ 今日の注目ポイント
今日の東京市場は3日ぶりの取引再開です。
休場中には日経平均先物が一時6万7000円台まで上昇しましたが、昨晩の米国市場ではNASDAQと半導体株が下落しました。
今朝のCME日経平均先物は65,900円台まで上げ幅を縮小しています。
したがって今日は、単純な「大幅高スタート」を想定するよりも、寄り付き後の市場の中身を見ることが重要です。
確認したいポイントは4つです。
① 日経平均が65,000円台を維持できるか
休場前終値は65,018.95円。CME先物はこれを上回っています。
② 半導体株が寄り付き後も買われるか
アドバンテスト、東京エレクトロン、キオクシアHDなどを確認します。
③ TOPIXにも買いが広がるか
前回9月18日は日経平均が大幅高だった一方、TOPIXは小幅安でした。
今日は円安を背景に自動車など輸出株にも資金が向かえば、相場の広がりが改善する可能性があります。
④ ドル円158円台と米金利
円安は輸出株には追い風ですが、急激な円安と米長期金利上昇は市場のリスク要因にもなります。
今日の焦点は「3日間の休場中にたまった上昇材料を織り込んだ後も買いが続くか」です。
寄り付きの指数だけで判断せず、TOPIX・騰落銘柄数・半導体株・自動車株への資金の広がりを確認したい一日です。
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