さっと読める株ニュース【夜版】2026年9月28日

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① 市場ダッシュボード

28日の東京市場は、前週末の米国株高を受けて買いが先行しました。

日経平均は66,505.94円で始まり、一時67,034.74円まで上昇。ところが、前週までの急ピッチな上昇を受けた利益確定売りに押され、前場にはマイナスへ転じました。前引けは66,333.53円でした。

最終的には**66,370.08円、前営業日比+5.88円(+0.01%)**と、わずかながら6営業日続伸で終了しました。高値からは約665円押し戻されており、66,000円台では売り買いが拮抗しています。

指標 9月28日

日経平均 66,370.08円
前営業日比 +5.88円(+0.01%)
高値 67,034.74円
安値 66,165.73円
TOPIX 4,100ポイント台
ドル円 157円台
前週末NYダウ 51,828.62(+0.93%)
前週末NASDAQ 27,068.72(+0.48%)

今日は9月末の権利付き最終売買日。配当取りや配当再投資を意識した需給が下支えする一方、日経平均が前週だけで約2,900円上昇していたことから利益確定売りも出やすい一日でした。

市場ムード:底堅いが、高値追いには慎重。

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② 今日の重要ニュース

日経平均、一時67,000円突破も上げ幅を消す

今日最大のポイントは、日経平均が朝方に67,034.74円まで上昇したものの、その水準を維持できなかったことです。

前週末の米国市場ではNYダウが478.64ドル高、NASDAQが129.35ポイント高。原油安と米長期金利低下が株価を支えました。

この流れを受けて東京市場も買い先行となりましたが、日経平均は前週まで5日続伸。短期間で大きく上昇していたため、67,000円台では利益確定売りが強まりました。

明日以降は67,000円を再び突破できるかが最初の節目になります。

AI・半導体は銘柄間で明暗

朝方はアドバンテスト(6857)、ソフトバンクグループ(9984)、ディスコ(6146)などAI・半導体関連が上昇しました。

しかし、その後は利益確定売りも強まりました。

特にキオクシアホールディングス(285A)は**53,340円、前日比-2,440円(-4.37%)**まで下落しています。

これまでの「AI・半導体なら一斉に買われる」という動きから、銘柄選別が強まってきた点には注意が必要です。

金融株への資金流入は継続

前場では保険業が33業種の上昇率トップとなり、銀行・保険など金利上昇メリット株への買いが続きました。

前場時点では33業種中14業種上昇、19業種下落。東証プライムも値上がり651銘柄に対し値下がり819銘柄でした。

日経平均だけを見ると横ばいですが、資金はAI・半導体一辺倒ではなく、金融など別セクターへ移動していることが分かります。

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③ 注目銘柄

アドバンテスト(6857)

朝方は35,000円前後まで上昇し、米半導体株高を受けて買いが先行しました。

ただし日経平均が67,000円から失速したため、明日は高値圏で買いが継続するかを確認します。

需給: 短期資金流入継続
材料: 米半導体株高
リスク: 連騰後の利益確定売り

キオクシアホールディングス(285A)

53,340円、-4.37%。

AI・半導体関連が相場の中心にあるなかで大きく下落しました。

上昇テーマの中でも銘柄間格差が広がっていることを示す動きで、明日の反発力を確認します。

ソフトバンクグループ(9984)

前週末は日経平均大幅高のなか逆行安でしたが、今日は朝方から買い戻しが入りました。前場でも日経平均を支える銘柄の一つとなっています。

AI関連への資金が再び同社へ戻るかがポイントです。

東京海上HD(8766)

今日は保険業への資金流入が目立ちました。

金利上昇メリット株として銀行とともに金融セクターへの資金移動を見る代表銘柄です。前場でも上昇銘柄として挙げられています。

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④ テーマ代表銘柄

テーマ 代表銘柄 今日の資金の流れ

AI・半導体 アドバンテスト(6857) 強弱混在
メモリー キオクシアHD(285A) 利益確定売り
AI投資 ソフトバンクG(9984) 買い戻し
半導体製造装置 ディスコ(6146) 継続監視
保険 東京海上HD(8766) 資金流入
銀行 三菱UFJFG(8306)など 継続
高配当 金融・商社など 権利取り需要

今日の特徴は、AI・半導体から全面的に資金が抜けたわけではないものの、金融株などへの資金分散が進んだことです。

今後は「AI・半導体一極集中」ではなく、金利・業績・配当を材料にした循環物色が続くかを確認します。

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⑤ マーケット異変速報

33業種騰落率

本日は大引け時点の33業種全数について、信頼できる同一ソースの最終値を記事作成時点で取得できませんでした。

数値を推測して33業種表を埋めることはしません。

確認できた前場時点では、33業種中14業種上昇・19業種下落。上昇率トップは保険業、下落率トップは金属製品でした。

明日の朝版では確定した業種データを引き継ぎます。

値上がり・値下がり

今日の個別株では、材料株への短期資金流入が活発でした。

一方、キオクシアHD(285A)は**-4.37%、古河電工(5801)は-1.07%、住友電工(5802)は-0.50%**となり、AIインフラ・半導体関連でも利益確定売りが出ています。

ストップ高・ストップ安

今日はストップ高11銘柄、ストップ安3銘柄でした。

主なストップ高では、

オーケストラHD(6533)
株主優待拡充と大幅増配が材料。

HYUGA PRIMARY CARE(7133)
MBO発表を受け、TOB価格2,110円へのサヤ寄せ。

Sイノベ(4178)

などが買われました。

出来高・売買代金

権利付き最終売買日という特殊需給もあり、配当取りや配当再投資を意識した売買が発生しました。

市場では28日の大引けから29日の寄り付きにかけ、配当再投資による先物買い需要が発生するとの見方があります。

異変監視銘柄

固定監視基準の株価±10%以上、または出来高10%以上増を意識して、材料株と急変銘柄を監視します。

特に、

オーケストラHD(6533)
HYUGA PRIMARY CARE(7133)
Sイノベ(4178)
キオクシアHD(285A)

を明日も継続監視します。

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⑥ 米国株ニュース

前週末25日の米国市場は主要3指数がそろって上昇しました。

NYダウ:51,828.62(+478.64ドル、+0.93%)
S&P500:7,743.41(+39.28、+0.51%)
NASDAQ:27,068.72(+129.35、+0.48%)

米国とイランの協議進展への期待から原油価格が低下し、米長期金利も下落。株式市場の安心材料となりました。

NASDAQ100も30,608.13、+0.42%。AI・半導体・ソフトウェア関連への買いが入りました。

日本株にとっては米ハイテク株の強さが追い風ですが、今日のキオクシアのように、国内では高値警戒から利益確定売りが出始めています。

今晩の米国市場では、NASDAQと半導体株が高値を維持できるかが明日の日本株にとって重要です。

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⑦ 明日の注目銘柄

アドバンテスト(6857)
米半導体株高を背景に朝方上昇。日経平均67,000円再挑戦の中心銘柄になるか。

キオクシアHD(285A)
今日は53,340円、-4.37%。AI・半導体株の利益確定売りが続くか、押し目買いが入るかを確認します。

ソフトバンクG(9984)
前週末の逆行安から買い戻し。AI関連への資金回帰を確認する銘柄。

東京海上HD(8766)
金融・保険への資金流入が継続するかを見る代表銘柄。

三菱UFJFG(8306)
国内金利上昇を背景とした銀行株物色が続くかを確認します。

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⑧ 明日の注目ポイント

明日29日は、今日とは大きく条件が変わります。

今日は9月末の権利付き最終売買日でした。

そのため明日は権利落ちとなり、配当相当分だけ指数や高配当銘柄が機械的に下押しされる影響があります。

したがって、明日は日経平均の単純な前日比だけで市場の強弱を判断しないことが重要です。

確認するポイントは4つです。

① 日経平均67,000円への再挑戦

今日は一時67,034円まで上昇しましたが、維持できませんでした。

67,000円台で利益確定売りを吸収できるかが次の焦点です。

② 権利落ち後の実質的な強さ

29日は配当落ち分を考慮して市場を見る必要があります。

指数が下落していても、配当落ち分を差し引けば実質的には強いケースがあります。

③ AI・半導体の銘柄選別

アドバンテストなどが強い一方、キオクシアは-4%超。

「半導体」というテーマだけで一括して判断するのではなく、個別銘柄ごとの需給を見る必要があります。

④ 金融株への資金循環

銀行・保険株への資金流入が権利取りだけだったのか、金利上昇を背景とした継続的な物色なのかを確認します。

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⑨ 編集部コメント

今日は一時67,000円を突破しましたが、終値は66,370円。

ここで重要なのは、67,000円を付けたことより、67,000円台を維持できなかったことです。

前週まで日経平均は5日続伸し、約2,900円上昇しました。高値圏では利益確定売りが出るのは自然です。

一方、売られても66,000円台を維持しており、下値も崩れていません。

さらにAI・半導体だけではなく、銀行・保険などへの資金循環も続いています。

明日は権利落ち日です。

指数の見た目の下落だけに惑わされず、配当落ち分を考慮した実質的な強さ、AI・半導体の選別、金融株への資金継続を確認したいところです。

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PTS・引け後IR

18時台の夜間PTSでは、主要銘柄の動きは比較的限定的です。

**キオクシアHD(285A)**は18時台に東証終値比プラス圏で取引されており、日中の-4.37%下落後に小幅な買い戻しが確認できます。

**古河電工(5801)**は18時37分時点で3,780.9円、東証終値比-0.11%。

**住友電工(5802)**は18時31分時点で2,185円、東証終値比-0.68%。

**JT(2914)**は18時41分時点で6,865円、東証終値比+0.22%。

現時点では大型株PTSに市場全体を動かすような極端な異変は確認できていません。

引け後IRについては、今夜のPTSで反応が大きくなる銘柄を引き続き確認し、明日の朝版へ引き継ぎます。

 

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