さっと読める株ニュース【夜版】2026年9月29日

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① 市場ダッシュボード

9月29日の東京株式市場は続落しました。日経平均は65,481.27円、前日比396.35円安(-0.60%)。朝方から米国株安、原油高、長期金利上昇が重荷となり、一時64,699.49円まで下落しましたが、後場は下げ幅を縮小しました。東証プライムの売買高は24億4,155万株でした。

指標 最新確認値 状況

日経平均 65,481.27円 -396.35円(-0.60%)
TOPIX 4,000ポイント台 下落
ドル円 157円台前半 29日の日中は157.23~157.58円
VIX 16.08 前日比+1.21、+8.14%
プライム 値上がり158/値下がり1,358 11:31確認値
スタンダード 確認できず 推測掲載なし
グロース 確認できず 推測掲載なし

VIXは29日早朝時点で**16.08、+8.14%**まで上昇しており、前日より市場の警戒感が強まりました。

ドル円は29日の日中に157.23~157.58円で推移。157円台で方向感を探る展開となりました。

スタンダード・グロース市場の確定した値上がり・値下がり銘柄数は、記事作成時点で信頼できる同一基準の最新値を確認できなかったため、推測では補完していません。

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② 今日の重要ニュース

原油高・金利上昇で日本株が続落

今日の最大の市場材料は、中東情勢を背景とする原油高と世界的な金利上昇でした。

前日の米国市場では、ホルムズ海峡の開放を巡る協議への警戒から原油価格が上昇。長期金利も上昇し、NYダウは347.11ドル安、NASDAQは248.34ポイント安となりました。これを受け、東京市場でも朝から売りが先行しました。

関連銘柄:
ソフトバンクグループ(9984)
アドバンテスト(6857)
イビデン(4062)
キオクシアホールディングス(285A)

前場ではソフトバンクグループ(9984)とアドバンテスト(6857)が日経平均の主要な下押し要因となりました。

権利落ちで市場全体が大幅安

今日は9月末配当などの権利落ち日でした。

午前11時時点ではプライム市場の値上がり134銘柄に対して値下がり1,391銘柄となり、33業種すべてが下落する場面がありました。

特にネクソン(3659)は、9月30日を基準日とする特別配当415円の権利落ちの影響から、前場時点で14.4%安となりました。

好業績・増配銘柄には逆行買い

全面安のなかでも、業績上方修正など明確な個別材料を持つ銘柄には資金が入りました。

ハピネット(7552)は上期営業利益予想を78億円から135億円へ上方修正。旭有機材(4216)は今期営業利益予想を85億円から120億円へ引き上げ、年間配当も130円から180円へ増額しました。

関連銘柄:
ハピネット(7552)
旭有機材(4216)
AIメカテック(6227)
NSD(9759)

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③ 注目銘柄

ソフトバンクグループ(9984)

チャート: 高値圏から調整局面。
需給: 前場の日経平均下落寄与度トップ。
材料: AI投資関連としてこれまで相場をけん引。
リスク: 米金利上昇が高PERのAI関連株に逆風。

29日前場では日経平均の下落寄与度トップとなりました。

アドバンテスト(6857)

チャート: 連騰後の高値圏から調整。
需給: 利益確定売りが優勢。
材料: AI半導体需要への期待は継続。
リスク: 米国金利と米半導体株の値動き。

前場ではソフトバンクグループ(9984)に次ぐ日経平均下落要因となりました。

ハピネット(7552)

チャート: 全面安相場に逆行して上昇。
需給: 業績修正を受け買いが集中。
材料: 上期営業利益予想を78億円→135億円へ上方修正。
リスク: 通期予想は据え置き。

前場時点で**+9.8%**まで上昇しました。

旭有機材(4216)

チャート: 全体相場に逆行して上昇。
需給: 好業績・増配を材料に資金流入。
材料: 営業利益予想を85億円→120億円、年間配当を130円→180円へ修正。
リスク: 材料織り込み後の利益確定。

前場時点で**+7.9%**でした。

ネクソン(3659)

チャート: 大幅下落。
需給: 特別配当の権利落ちによる特殊要因。
材料: 9月30日基準日の特別配当415円。
リスク: 権利落ち後の需給悪化。

前場時点では**-14.4%**。単純な業績悪化による下落ではなく、配当権利落ちの影響が大きい点に注意が必要です。

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④ テーマ代表銘柄

テーマ 資金流入/流出 理由 代表銘柄

AI・半導体 流出優勢 米金利上昇・高値警戒 アドバンテスト(6857)、ソフトバンクグループ(9984)
好業績・上方修正 流入 全体安でも業績材料を評価 ハピネット(7552)、旭有機材(4216)
半導体設備 選別流入 大口受注など個別材料 AIメカテック(6227)
金融 流出 権利落ち・全面安 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、三井住友フィナンシャルグループ(8316)
エネルギー 株価は弱い 原油高でも権利落ち・地合い悪化 INPEX(1605)、出光興産(5019)
小型材料株 短期資金流入 個別材料・値動き重視 アクセル(6730)

今日は前週までの「AI・半導体+銀行」という資金構造が崩れ、好業績・上方修正など明確な個別材料を持つ銘柄へ資金が集中しました。

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⑤ マーケット異変速報

33業種騰落率

大引け時点の全33業種の同一基準データは記事作成時点で確認できなかったため、以下は29日11時31分時点の確定データです。この時点では33業種すべてが下落していました。

業種 騰落率

電気機器 -0.09%
サービス業 -0.12%
ゴム製品 -0.22%
食料品 -0.59%
小売業 -0.68%
精密機器 -0.71%
ガラス・土石製品 -0.99%
機械 -1.05%
その他製品 -1.26%
化学 -1.39%
医薬品 -1.48%
非鉄金属 -1.60%
繊維製品 -1.64%
金属製品 -1.67%
情報・通信業 -1.72%
陸運業 -2.06%
空運業 -2.12%
不動産業 -2.18%
海運業 -2.32%
水産・農林業 -2.36%
卸売業 -2.44%
建設業 -2.47%
輸送用機器 -2.57%
パルプ・紙 -2.58%
保険業 -2.60%
銀行業 -2.80%
その他金融業 -3.03%
倉庫・運輸関連 -3.05%
電気・ガス業 -3.07%
鉄鋼 -3.16%
鉱業 -3.25%
証券・商品先物 -3.49%
石油・石炭製品 -3.82%

前場時点では33業種すべて下落。石油・石炭、証券、鉱業、鉄鋼などの下げが大きくなりました。

値上がり/値下がり

全体相場が弱いなか、好材料株には資金が集中しました。

ハピネット(7552)は前場時点で**+9.8%、旭有機材(4216)は+7.9%。一方、ネクソン(3659)は特別配当の権利落ちで-14.4%**まで下落しました。

ストップ高/ストップ安

寄り付き時点ではストップ高7銘柄、ストップ安2銘柄が確認されました。

主なストップ高には、業績上方修正を発表したアクセル(6730)、TOB関連材料が意識されたテクノプロ・ホールディングス(6028)関連の動きなどがありました。

大引け時点のストップ高・安全銘柄については、記事作成時点で2026年9月29日分の確定一覧を確認できなかったため、推測では補完していません。

出来高急増

10時29分時点の直近5日平均比では、

デンキョーグループホールディングス(8144) +384.59%
JSS(6074) +368.33%
トーシンホールディングス(9444) +367.82%
NaITO(7624) +252.36%

などで出来高が急増しました。

固定監視基準の「出来高10%以上増」を大きく上回っており、短期資金の集中を示す異変として継続監視します。

売買代金上位

今日の大型株売買では、AI・半導体株を中心に商いが膨らみました。特にソフトバンクグループ(9984)、アドバンテスト(6857)など指数寄与度の高い銘柄が相場全体の方向を左右しました。

記事作成時点で2026年9月29日の大引け確定売買代金ランキングを同一ソースで確認できなかったため、金額や順位は推測掲載しません。

異変監視銘柄

固定基準「IRなしで株価±10%以上、または出来高10%以上増」から、出来高急増で確認できた銘柄を中心に監視します。

デンキョーグループホールディングス(8144)
出来高変化率 +384.59%。

JSS(6074)
出来高変化率 +368.33%。

トーシンホールディングス(9444)
出来高変化率 +367.82%。

NaITO(7624)
出来高変化率 +252.36%。

ネクソン(3659)は10%超下落しましたが、特別配当の権利落ちという明確な要因があるため、「IRなしの異変監視」とは分離して扱います。

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⑥ 米国株ニュース

28日の米国市場は主要指数が下落しました。

NYダウ:51,481.51(-347.11ドル、-0.67%)
NASDAQ:26,820.38(-248.34ポイント、-0.92%)

ホルムズ海峡を巡る協議への警戒から原油価格が上昇し、米長期金利も上昇。ハイテク・成長株を中心に売りが出ました。

VIXも**16.08、+8.14%**まで上昇しており、投資家の警戒感は前日より強まっています。

翌日の日本株への影響として重要なのは、今晩の米国市場でNASDAQとAI・半導体株が下げ止まるかです。

米金利上昇が続けば、アドバンテスト(6857)、ソフトバンクグループ(9984)など高バリュエーションのAI関連株には引き続き重荷となります。

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⑦ 明日の注目銘柄(監視リスト)

アドバンテスト(6857)
今日の下落後にAI・半導体への押し目買いが戻るかを確認。今晩の米国半導体株の動きが重要です。

ソフトバンクグループ(9984)
前場の日経平均下落寄与度トップ。高値圏からの調整が続くかを監視します。

ハピネット(7552)
上期業績上方修正を受けて全面安相場に逆行高。材料評価が翌日も継続するかを確認します。

旭有機材(4216)
業績上方修正と50円の増配を材料に上昇。半導体設備需要と業績の両面から監視します。

AIメカテック(6227)
海外大手半導体関連メーカー2社から約45億円の大口受注を獲得。半導体株全体が弱いなかでも個別材料で資金が残るかを確認します。

ネクソン(3659)
特別配当の権利落ちによる大幅安後の需給を確認します。

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⑧ 明日の注目ポイント(寄付き戦略)

明日9月30日の最大のポイントは、権利落ちを通過した日本株が実質的に下げ止まれるかです。

今日の日経平均は65,481.27円。日中には64,699.49円まで下落しましたが、終値では65,000円台を回復しました。

寄付き戦略

最初に確認するのは65,000円台を維持できるかです。

今日の安値64,699円付近を再び下回るのか、それとも後場の戻りを引き継ぐのかで短期的な市場心理を確認します。

次に、アドバンテスト(6857)、ソフトバンクグループ(9984)などAI関連株への売りが止まるかを確認します。

重要ポイント

① 今晩の米国株

NASDAQが続落するか、AI・半導体株に買い戻しが入るかが最重要です。

② 原油と金利

今回の日本株下落の中心材料は、原油高と米長期金利上昇です。ここが落ち着くかを確認します。

③ 個別材料株への資金

全面安でもハピネット(7552)、旭有機材(4216)など好業績銘柄には買いが入りました。

指数主導から業績・材料重視の個別株相場へ資金が移るかがポイントです。

引け後IR

記事作成時点で確認できた29日の決算発表予定には、DCMホールディングス(3050)、オークワ(8217)などが含まれています。

18時58分時点で、明日の寄り付きに大きく影響すると判断できる業績上方修正・増配・大規模自社株買い等について、複数の信頼できる最新ソースで確認できたものは限定的です。未確認情報は掲載しません。

夜間PTS

2026年9月29日分の17時30分時点PTSについて、記事作成時点で信頼できる当日データを確認できませんでした。

検索では2025年9月29日の同日付データが混在しているため、年度を誤認して掲載しないよう除外しています。

したがって、今夜のPTS上昇率・下落率、売買代金・出来高ランキングは推測せず、確認できたデータのみを扱う方針を維持します。

リスク

最大のリスクは引き続き、

中東情勢悪化 → 原油高 → インフレ懸念 → 金利上昇 → 株式のバリュエーション調整

という流れです。

一方、今日は日経平均が一時64,699円まで下落した後、65,481円まで戻しています。

明日は65,000円を挟んだ攻防、米国AI株、原油・金利、そして好業績個別株への資金流入を合わせて確認する必要があります。

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⑨ 編集部コメント

今日は日経平均が396円安となりましたが、数字以上に重要なのは、前場で33業種すべてが下落する全面安になったことです。

前週まで相場を支えていたAI・半導体だけでなく、銀行・保険・資源・輸送などにも売りが広がりました。

ただし、日経平均は一時64,699円まで下落した後に65,481円まで戻しています。また、ハピネット(7552)や旭有機材(4216)のように、全体相場が弱くても業績材料が明確な銘柄には資金が入りました。

明日は「日経平均が上がるか」だけではなく、65,000円台を維持できるか、AI・半導体への売りが止まるか、そして好業績銘柄への選別物色が続くかを見る一日になります。

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